1円スマホ転売のやり方(MNP携帯乞食)を初心者にもわかりやすく解説!
1円などで購入したスマホを転売して稼ぐのが流行っています。一般に「MNP携帯乞食」とも呼ばれている転売手法です。
安く仕入れて高く売るのがせどり(転売)の基本ですから、稼げるのは理解できます。
しかし、違法に問われる可能性はないのでしょうか?手順はどのようにすれば良いのでしょう?
この記事ではそんな疑問を解消するために、1円スマホ転売の違法性ややり方ついて紹介します。
この記事のもくじ
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)とは
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)とは、その名の通り安く仕入れたスマホを高く売って稼ぐ手法です。
具体的なやり方としては、MNPによってスマホ端末を格安で仕入れて転売します。
MNPとは、電話番号はそのままで回線の契約を他社に変更することで、一般には「乗り換え」と呼ばれることも。
多くの携帯会社ではMNP申込者を対象に、スマホが0円や1円などで買えるキャンペーンを行っています。
それらのキャンペーンを利用してスマホを格安で仕入れて転売するのが、1円スマホ転売(MNP携帯乞食)の手法です。
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)は違法ではない?
転売目的で携帯端末を購入することは法律で禁じられているため、厳密には違法といえるでしょう。
しかし、スマホを買ったものの後で気が変わることは誰にもあるので、現実的には罪に問われる可能性はほぼないといえます。
ただし、キャンペーンを利用して安く購入してすぐに回線を解約する行為は、通信会社のブラックリストに載る可能性があります。
キャリアにもよりますが、3~6か月間は回線を維持するようにしましょう。
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)のやり方を解説
次に、1円スマホ転売(MNP携帯乞食)の詳しいやり方を紹介します。
手順は以下の通りです。
- 元回線(MNP弾)を契約する
- 乗り換え先を探す
- MNP予約番号を取得する
- 乗り換え先の携帯会社で契約する
- 端末を売る
- 一定期間経過後に回線を解約する
では、順に確認していきましょう。
(1)元回線(MNP弾)を契約する
まずは乗り換え元となる回線(MNP弾)を契約する必要があります。
MNP弾に使う回線はどこでもいいという訳ではもちろんありません。乗り換えを有利に進めるために、以下の条件に合った回線を選びましょう。
- 契約料金が安い
- 月額料金が安い
- 解約金が安い
- 乗り換え先の系列会社でなない
契約時にかかる新規契約手数料の安いところを選びましょう。また、月額料金も極力安く抑えます。もちろんかけ放題なども必要ありません。
また、一定期間が過ぎたら解約するため、解約金の安い回線を選ぶことも大切。
さらに見逃しやすいのですが、乗り換え先と同じ系列会社をMNP弾に選ぶのはNGです。
系列会社の場合はキャンペーンが適用されない可能性があるので、注意しましょう。
(2)乗り換え先を探す
次に、乗り換え先を探します。
探す方法としては、大きく分けて以下の2つがあります。
- 都会に住んでいる場合:Twitterで検索する
- 地方に住んでいる場合:Googleマップでショップを探す
都会に住んでいる場合は、Twitterでキャンペーンを実施している店舗を探すのがおすすめ。
「MNP 一括」などのキーワードで検索すると、店舗や利用者のつぶやきから案件を調べることができます。
もし地方に住んでいるなら、Googleマップを利用して近隣の店舗を当たってみるのがおすすめです。
行けそうなショップを見つけたら、直接電話をかけて確認してみましょう。
(3)MNP予約番号を取得する
乗り換え先の目星がついたら「MNP予約番号」を発行します。
予約番号には有効期限があるため、乗り換え先の目星がついてから発行するようにしましょう。
予約番号の発行は、回線を契約した会社のサイトかショップで行えます。
(4)乗り換え先の携帯会社で契約する
次に、乗り換え先の携帯会社で契約手続きを行います。
キャンペーンを利用して、目当てのスマホを格安で仕入れましょう。
ただし、MNP予約番号が使える期限は通常15日程度なので、期限ギリギリになると乗り換えがスムーズにいかない場合があります。
目当てのキャンペーンが終わってしまう可能性もあるため、日数に余裕を持って手続きすることが大切です。
また、キャンペーンの内容によっては現金や商品券などでキャッシュバックが受け取れる場合もあります。
事前にしっかりと確認しておきましょう。
(5)端末を売る
格安で仕入れたスマホ端末を売却します。売却先としておすすめなのは、メルカリやヤフオクです。
人気の機種なら早ければ数時間、遅くても数日内には売れます。
相場価格を確認してできるだけ早く売り、しっかりと利益を取りましょう。
(6)一定期間経過後に回線を解約する
一定期間が経過したら、回線を解約しましょう。
スマホ端末を売却した後も回線の維持費がかかりますが、すぐに解約するとブラックリストに載ってしまって次回から契約できなくなる可能性があります。
可能ならより安いプランに変更した上で、90~180日間回線を維持した後に解約するのがおすすめです。
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)6つの注意点
次に、1円スマホ転売の注意点についてお話しします。
1円スマホ転売は決して難しい手法ではありませんが、やり方を間違えると赤字になったりブラックリストに載ったりする危険性があります。
次の6つの注意点を押さえて、リスクを回避しましょう。
- 行動を疑われないように注意
- すぐに解約しない
- 端末を寝かせたままにしない
- 解約を忘れない
- レンタル端末に注意
- 転売を悟られないように注意
では、一つひとつ見ていきます。
(1)行動を疑われないように注意
行動を疑われないようにくれぐれも注意しましょう。
携帯会社では問題行動を行っているユーザーをブラックリストによって管理しています。
MNPを利用して意図的に稼いでいることがバレると、ブラックリストに載る可能性があるでしょう。
携帯会社のブラックリストはグループ会社や企業単位で共有されているため、金融機関を利用する場合に支障が出る可能性もあります。
行動を疑われてブラックリストに載らないように、常に気を付けることが大切です。
(2)すぐに解約しない
契約後にすぐに解約してはいけません。
携帯会社を契約後すぐに解約すると、ブラックリストに載る可能性が高くなります。
多くの携帯会社では契約から3~6か月間が過ぎた後に契約手続きをとる方が安全だとされていますが、規則は変更になる可能性もあるでしょう。
常に携帯会社の情報をネットなどで確認し、安全な時期に入ってから解約を行うことをおすすめします。
(3)端末を寝かせたままにしない
端末は寝かせたまま(通話や通信を行わない)にせず、少しでも使用するようにしましょう。
端末を全く使用しないと不信に思われて、契約が出来なくなる可能性があります。
「一か月に5分以上の通話」「500mb程度の通信」を行うことが携帯を使用しているとされる目安です。
通話はフリーダイヤルでもOKなので、使用実績を残しておくようにしましょう。
(4)解約を忘れない
基本的なことですが、解約を忘れないように注意しましょう。
転売のための契約をいくつも同時に行っていると、解約時期が来ているのを忘れてしまうことがあります。
契約が続いたままだとずっと維持費がかかってくるため利益が目減りし、最終的には赤字に転換してしまうことに。
解約忘れは慣れてくると起こりやすいミスなので、エクセルなどを駆使してしっかりと管理しましょう。
(5)レンタル端末に注意
乗り換え先の案件を探す際に「購入」なのか「レンタル」なのか注意しましょう。
「レンタル」の場合は、2~3年の期間が過ぎると端末の返却が必要になるからです。
もし返却できない場合は、数万円を出して端末を買い取ることになるため、利益が出ないどころか赤字になる可能性もあります。
レンタルの場合には「スマホトクするプログラム」「いつでもカエドキプログラム」「新トクするサポート」などの特典やキャンペーン名がどこかに入っているため、注意しましょう。
まとめ
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)は最初は複雑に感じるかも知れませんが、やり方に慣れてくると簡単に稼ぐことができるでしょう。
ただし、ブラックリストに載ってしまうと転売を継続できなくなったり、最悪の場合は他の金融機関の利用に支障が出たりする可能性もあります。
転売行為を疑われることのないよう行動に注意し、解約は3~6カ月過ぎてから行うなどの注意点をしっかりと守りましょう。
ただ、相手に損をさせて自分が稼ぐという意味では、あまり良いビジネスとはいえません。
1円スマホ転売(MNP携帯乞食)は法改正などで違法になるリスクもある手法なので、あくませも自己責任で行うよう、お願いします。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは失礼します。