利益率が高いせどりを実践したら収入が下がったのは何故?【せどり初心者の悩み相談】
利益率50%以上の高利益せどりに挑戦中です。でも、せどりの収入が何故か下がってしまったんです。
ゆうくん
おぉ、高利益せどりって素晴らしいですね!ちなみに、仕入れ対象は利益率50%以上ですか?
大ちゃん
さすがにそれだと仕入れる商品が少ないんで、今は利益率30%以上にしています!
ゆうくん
そうなんですね!高利益せどりは理想的ですけど、それはちょっと勿体ないかもです!基本的に、利益率って参考程度の数字なんですよ!
大ちゃん
利益率って参考程度なんですか?なんでですか?
ゆうくん
ここは、非常に大切なポイントですので詳しく解説しますね。
大ちゃん
この記事のもくじ
【動画】利益率自慢の落とし穴と賢い人の利益最大化戦略はこちら
このように、高利益せどりに固執しすぎるのは、非常にナンセンスという事がわかります。
ここからは、ゆうくんと一緒に高利益せどりの正しい考え方を見ていきましょう!
高利益せどりは理想だけど、あくまでも固執しすぎない方が良い理由
例えばなんですけども、利益率10%の商品が目の前にあったとしても、ゆうくん的には魅力を感じない商品ですよね?
大ちゃん
もちろんです!最低でも利益率30%以上の商品を仕入れるって決めてるんで、利益率10%は仕入れ対象外です。
ゆうくん
その商品がバカ売れ商品で、出品直後に売れてしまう商品でも仕入れ対象外ですか?
大ちゃん
仕入れ対象外ですけど、どうしてですか?
ゆうくん
じゃぁ、今から言う2つの商品でどちらが魅力的か考えてみてくださいね!
- 利益率80%で利益が300円の商品
- 利益率が10%で利益1万円の商品
大ちゃん
確かに、比較してみたら利益率10%で利益1万円の商品の方が魅力的だと思います。
ゆうくん
ですよね!この感覚がとっても大切なんで、続きを解説しますね!
大ちゃん
高利益率せどりの基準を上げれば上げるほど仕入れられなくなる
実は利益率の基準を上げれば上げるほど、収入が下がってしまうんですよ。
大ちゃん
えっ?そうなんですか?
ゆうくん
そうなんですよ!例えばリサーチしたら、
- 利益4,000円(利益率10%)
- 利益3,000円(利益率80%)
- 利益2,000円(利益率50%)
- 利益1,000円(利益率30%)
の商品が見つかったとしますよね。
大ちゃん
はい。
ゆうくん
この場合って、利益率の基準値によって利益が変わってくるんです。
- 利益率10%以上なら、利益1万円
- 利益率30%以上なら、利益7,000円
- 利益率50%以上なら、利益6,000円
ですよね!利益率の仕入れ基準を上げれば上げるほど利益が下がるんです。
どうせリサーチするんだったら、利益出る商品は仕入れた方がお金増えますよね。
大ちゃん
高利益せどりにこだわりすぎたら、目の前の利益を逃してしまうという意味ですね!
ゆうくん
そうなんですよ!仕入れれば利益になるけど、手放せばリサーチの無駄になりますもんね。
大ちゃん
確かにです!
ゆうくん
結局は僕らは大きな利益率を出すことよりも、どれだけお金が増えたかってことの方が大切なんです。
大ちゃん
と言う事は、高利益せどりは意味がないんですか?
ゆうくん
高利益せどりは、果たして正解か?
高利益せどりって、意味がないって言うわけじゃなくて、あくまでも高利益だったらいいなっていう感覚の話なんです。
だから、こだわりすぎも良くないんですよ。
大ちゃん
確かに言われてみたらその通りだと思います!
利益率にこだわりすぎて利益を下げないように注意して取り組もうと思います!
ゆうくん
そうですね。高利益せどりにこだわりすぎてしまうと、目先の利益を逃してしまう可能性があるんです。
だからしっかりと『利益金額』に目を向けた仕入れをすることが大切なんです
大ちゃん
利益率の低すぎる薄利多売せどりはリスクが高いので絶対に避けるべき
ありがとうございます!しっかりと『利益金額』に目を向けたせどりをしたいと思います。
利益金額に目を向ける場合に、なにか気をつける事はありますか?
ゆうくん
そうですね〜、せどり初心者さんは利益率が低すぎる仕入れは避けた方が無難ですね!
大ちゃん
低すぎると言うのは具体的にいくらぐらいですか?
ゆうくん
これも、新品か中古かで大きく変わるんですけどね!
- 新品の場合は最低でも利益率8%以上
- 中古の場合は最低でも利益率15%以上
を狙ってくださいね!
大ちゃん
新品と中古で違いがあるのは、なにか意味がありますか?
ゆうくん
新品の場合は出品が簡単だし返品のリスクも低いんで利益率を低く設定しても大丈夫です。
でも、中古の場合は出品に時間がかかるし返品率が新品よりも高いんで、利益率を少し高めに設定しておかないと、最悪赤字になってしまう可能性もあるんです。
大ちゃん
確かに言われてみたら納得です!最低利益率はしっかりと守って、利益金額に目を向けたせどりをしていきたいと思います
ゆうくん
ちなみに、『薄利多売の特例認定』の場合は、別に仕入れても大丈夫ですからね!
大ちゃん
薄利多売の特例認定ってなんですか?
ゆうくん
あっ、説明してなかったですね!申し訳ありません。
薄利多売せどりが最も優れている3つの特例認定の事を言ってるんですよ!
大ちゃん
言われてみたら納得の一言です!
今日も丁寧に解説ありがとうございました。
ゆうくん
いえいえ!お役に立てて良かったです!
大ちゃん
あとがき
利益率が高いせどりは、誰もが憧れる理想的なせどりスタイルです。
しかしながら、利益率の仕入れ基準を上げすぎてしまえば、利益が下がってしまいます。
ひと昔前に高利益せどりが爆発的に流行ったときには、利益率50%以上と自慢する人もいました。
その人は『利益率30%で5万円の利益が出る商品』を見つけても利益率が低いから仕入れませんでした。
利益率80%で利益1,000円の商品は仕入れ対象なのに、利益5万円の商品の利益率が30%だからという理由で仕入れ対象外という笑い話です。
冗談のような話ですが、利益率に固執しすぎてしまうのは本末転倒という参考ケースでは無いでしょうか?
利益率の高いせどりをする事も非常に大切ですが、目先の利益を確実に手に入れる事の方が遥かに大切です。
あなたの利益を最大化するためにも、今回の記事をお役立て頂けたらと思います。
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最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは、失礼します。