輸入ビジネスは儲からない!【6つの理由をわかりやすく解説】

輸入ビジネスは儲からないのでしょうか?
かつてせどり業界では、輸入ビジネスがもてはやされた時代がありました。
「Aliexpress」や「淘宝網(タオバオ)」「アリババ」といった仕入れサイトをご存じの方も多いでしょう。
輸入ビジネスのためのリサーチツールも多く出回っていますね。
しかし現在は、輸入ビジネスは儲からないのでおすすめできません!
この記事では輸入ビジネスが儲からない6つの理由をわかりやすく解説します。
「なぜ儲からないの?」と疑問に思う方は、ぜひ参考にしてください。
この記事のもくじ
輸入ビジネスが儲からない理由①【円安】
輸入ビジネスが儲からない1番の理由が「円安」です。
近年の円安傾向によって、輸入ビジネスは非常に厳しい状況となっています。
円安状況は2023年に入って多少緩和されてきたとも言えますが、以前のように円が強くなる見込みはまだまだ見えていません。
これから輸入ビジネスへ参入しても絶対に儲からないので、避けるべきです!
もし儲かる可能性があるとしたら、輸入ビジネスから撤退する人が増えて、ライバルが減った時ですね。
ライバルが少なくなると、利益の取れる商品をうまくリサーチすれば儲けることが可能になるでしょう。
輸入ビジネスが儲からない理由②【ライバルが多すぎる】
輸入ビジネスが儲からない大きな理由として、「ライバルの多さ」も挙げられます。
円がまだ強かった頃には海外仕入れが安かったため、利益が取りやすいということで、かなりの人が参入したからです。
スマートフォンなどの普及も後押しとなり、会社員の副業、学生、主婦など多くの人が輸入ビジネスを行った結果、かなりの飽和状態となっています。
競争率が高すぎる輸入ビジネスは、儲からない可能性が高いと言えるでしょう。
輸入ビジネスが儲からない理由③【リサーチツールの依存度が多い】
輸入ビジネスが儲からないのは、「多くのリサーチツールが販売されている」ことも原因です。
たくさんの人がリサーチツールを使って検索すると、同じ商品に大勢の仕入れが集中します。
その結果、価格が暴落して利益が取れなくなるか、大幅な赤字になることも多いでしょう。
「それなら自分でリサーチすれば?」
と思われるかも知れませんが、輸入商品は幅が広すぎるため、手作業だけで利益商品を見つけていくのは非常に厳しいと言えます。
リサーチツールが多く出回っている輸入ビジネスで儲けるのは、かなりのスキルがないと難しいでしょう。
輸入ビジネスが儲からない理由④【経費が高い】
輸入ビジネスが儲からない理由としては「経費が高い」ことも挙げられます。
当然ながら輸入仕入れには国際間の送料が必要です。
さらに、関税や消費税、通関手数料もかかってきます。
たとえば、総額20万円以下の仕入れで簡易税率が適用された場合でも、ものによっては20%もの関税がかかってくるのです。
輸入ビジネスで利益が取れる商品が見つかっても、これらの経費を差し引くと赤字になっている場合があるでしょう。
輸入ビジネスは経費が高いため、儲からない可能性が高いと言えます。
輸入ビジネスが儲からない理由⑤【仕入れから納品に時間がかかる】
輸入ビジネスは「仕入れから納品に時間がかかる」ことも、儲からない理由の1つです。
国内仕入れだと発注の翌日~翌々日には商品が届きますが、海外だともちろん国にもよりますが、1週間以上かかることが多くなります。
商品が手元に届いてからさらに納品を完了する頃には、値崩れを起こして赤字になってしまったということも珍しくありません。
仕入れから納品までに時間がかかり過ぎるため、輸入ビジネスは儲からない場合が多いと言えます。
輸入ビジネスが儲からない理由⑥【品質の悪いものや偽物が多い】
輸入ビジネスが儲からない理由として「品質の悪さ」も挙げることができます。
品質は日本に比べて劣るものが多く、検品の精度も低いと言えるでしょう。
しかし、国内の消費者は求めるレベルが高いため、仕入れの中には販売できない商品も含まれてきます。
また、ブランド品では偽物も多いため、注意が必要です。
もしAmazonや楽天などで偽物を販売してしまうと、アカウントを取消される可能性も高いでしょう。
輸入ビジネスでは品質の悪いものや偽物が多いため、儲けるのは難しいと言えます。
まとめ
この記事では、輸入ビジネスが儲からない6つの理由について解説しました。
理由は以下の6つです。
- 円安
- ライバルの多さ
- リサーチツールが多い
- 経費が高い
- 仕入れから納品に時間がかかる
- 品質の悪さと偽物の多さ
最も注目すべきは1番の「円安」になります。
2~6番は輸入ビジネスのデメリットとして以前からありましたが、円が強いというメリットがあったため、利益が取れていたと言えます。
しかし円安によって、メリットが消えてしまってデメリットがさらに大きくなりました。
円安が続いている現在、輸入ビジネスは儲からないので、おすすめすることができません。
もしどうしても参入したい方は、輸入ビジネスの撤退者が増えて、ライバルが減ってからにしましょう。