田舎者だから楽しめる。夜の景色をのんびり楽しむ東京お散歩167分
こんにちは、大ちゃんです。
「そうだ!ホテルまで歩こう!!」
22時にセミナーが終わり、僕は思った。
渋谷のヒカリエから、日本橋のホテルへの8.7kmの一人旅。
自由気ままに景色でも見ながら散歩してみる事にしました。
この記事のもくじ
本日のお散歩ルートはこれだ!
渋谷ヒカリエからホテルまで、8. 7km。標準時間1時間40分のルート。
僕の人生の全てをGoogleマップに道を委ねる事にした。
決断の22時
セミナーは、昼から22時まで。
到着時はまだ明るい。この時、自分が歩いて帰る事なんて全く想像していない。
セミナーが終わって外に出る。
夜風が心地いい。
ちょっと散歩しよう。
疲れたら電車で帰れば良いじゃん!
気楽にいこうぜ、俺。
っていう軽いノリで夜の東京散歩が始まった。
そうだ!写真を撮ろう!!
せっかく歩くんだったら、写真でも撮ろうじゃないか!
スタートから1.2km地点でふと思った。決意の1枚。
何の店かも良くわからず、とりあえず写真をパシャパシャ。
こ、これは!目の前に出現したものとは?
歩く、歩く、歩く。
ふと、目の前に巨大な建物が!
ただ者では無い気配が漂う。
さらに歩みを進めると・・・
でーん!!
深夜に見る六本木ヒルズに感動!
突然の空腹・・・カレーを求めて三千里
22時50分。僕は空腹に襲われた。
あっ、晩飯食べてない!
空腹の僕は、カレーを欲した。
我慢が極限状態に達し、一番最初に見つけたカレー屋さんに入る事にした。
『カレーならどこでもうまい説』が僕にはある。
そんな僕の空腹を満たしてくれたのは・・・
東京に来て、ココイチかよ。涙
せっかくだから東京にしか無いカレー屋さんが良かったと思いつつ、空腹が満たされた事に僕は満足した。
満腹!満足!そして駅・・・
カレーを食べて、満腹。そして心が満たされた。
そんな時、僕の目の前に現れたのは・・・
駅!!
ここで僕は、究極の2択に迫られた。
- 歩いて帰る
- 電車で帰る
気持ち的には、
- 歩いて帰りたい:10%
- 電車で帰りたい:90%
しかし、僕は漢だった。
そこに山があるなら登るように、
そこに道があるなら僕は歩く。
しばらく歩いてると、国土交通省発見!
深夜に電気が・・・ちょっとビックリ!
愛のキューピットの背後に迫る!
今日も終わりに近づいた時、やっと銀座に到着!
愛のキューピットの後ろ姿が寂しそう。
人気が全然無いけど、誰か待ってるのかな?
も、もしや・・・
矢に刺さればスタンド使いになれたりして・・・笑
カウントダウン!3、2、1・・・
明日になる数分前。
大きな交差点で天体望遠鏡並みの巨大カメラを構えるおっさん発見。
ザワザワザワ・・・・
ザワザワザワ・・・・
一瞬にして僕の心がザワついた。
そして、
おっさんの真横でスマホを取り出し、カメラモードへ。
試しに1枚。
2人の距離が縮まる。そして、肩が触れる。
あっ・・・、す、すいません・・・
というシナリオには発展しないが、
時が進むにつれて、緊迫した空気が漂う。
お互いに会話を交わす余裕は微塵もない。
そして、その瞬間は訪れた。
あっ・・・タイミングが悪かった・・・
悔しがる僕を横目に、おっさんは満面の笑みで銀座の闇に消えていった・・・
抜け出せるか?誘惑の道
日も変わり、心も体も限界を迎えていた。
足が痛い。腰が痛い。疲れた。
ホテルまで残り30分。ここでタクシーに乗ったら笑い者。
気合と根性で歩くしかない。
疲れた僕の目は、こいつに釘付けになった。
ガラス越しに目が合った。
「僕を乗っけてくれないかい?」
なんども念波を送ったが、彼からの返事は無かった。
虚しく、結局歩いて帰るしかなかった。
200分の旅路の終幕
最初は軽い気持ちだった。
でも、いつの間にか意地になってた。
22時出発。24時47分到着。
8.7km、167分の旅が終わりを告げた。
充実感で胸がいっぱいに。
「そうだ、温泉に浸かって疲れを癒そう!」
着替えを持ってホテル内の温泉へ。
実は、地味に温泉を楽しみにしてた。
温泉前までたどり着くと、
『本日の営業は終了しました』
ちーん。。。
こうして、僕の東京ウォーカーが幕を閉じた。