無在庫転売せどりの10のリスク(デメリット)を徹底解説!!【初心者注意】
在庫を持たずに、商品が売れてから仕入れる無在庫転売が人気ですね。
転売初心者さんの中でも、興味を持たれている方がとても多いようです。
しかし、無在庫転売は非常に多くのリスクを持つ、危険な手法ですので転売初心者の方にはおすすめできません!
無在庫転売に潜む10のリスクを1つひとつ解説します。
- 「無在庫転売に興味がある」
- 「無在庫転売がやってみたい」
という方は、まず無在庫転売のリスクを理解してから決断しても遅くはありませんので、ぜひ最後までお読みください。
この記事のもくじ
- 1 無在庫転売せどりとは?リスクはないの?
- 2 無在庫転売せどりの10のリスク(デメリット)
- 3 【無在庫転売せどりのリスク1】手当たり次第に大量の商品登録が必要
- 4 【無在庫転売せどりのリスク2】無在庫転売はライバルが多い
- 5 【無在庫転売せどりのリスク3】仕入れたいのに在庫切れで仕入れられない
- 6 【無在庫転売せどりのリスク4】仕入れた商品到着が遅い場合がある
- 7 【無在庫転売せどりのリスク5】販売できないレベルの不良品が届く
- 8 【無在庫転売せどりのリスク6】無在庫転売でも赤字になる
- 9 【無在庫転売せどりのリスク7】仕入れ先の納品書が入ってしまう
- 10 【無在庫転売せどりのリスク8】仕入れ先のダンボール箱で届く
- 11 【無在庫転売せどりのリスク9】Amazonの評価が下がる
- 12 【無在庫転売せどりのリスク10】Amazonのアカウント停止や削除
- 13 まとめ【初心者には有在庫せどりがおすすめ!】
無在庫転売せどりとは?リスクはないの?
無在庫転売とは、文字通り在庫を持たずに行う転売手法になります。
注文を受けてから商品を発注するため、売れ残りによる赤字リスクがないのが最大のメリットです。
販売業において最も心配なのが売れ残りによる赤字であることを考えると、無在庫転売に魅力を感じるのは当然と言えるでしょう。
しかし、無在庫転売にはメリットと引き換えに数多くのリスク(デメリット)が存在します。
次に、無在庫転売の10のリスクについてお話ししましょう。
無在庫転売せどりの10のリスク(デメリット)
無在庫転売における10のリスク(デメリット)は、以下の通りです。
【無在庫転売せどりのリスク1】手当たり次第に大量の商品登録が必要
一般に無在庫転売では、1,000種以上の大量の商品を登録することが必要なため、膨大な時間と労力がかかるというリスクがあります。
1,000種類の商品を登録するには、仮に1日に30商品登録しても、1ヶ月はかかるのです。
しかも、かかった時間や労力に見合う収入が得られるかどうかはわかりません。
時間や労力が無駄になる可能性があるのは、リスクであると言えます。
さらに、大量の商品を一度に登録すると運営側に無在庫転売を怪しまれる危険性があります。
怪しまれないためには、購入者の好評価がある程度たまってから、商品登録を進める必要があるのです。
商品登録の大変さや、運営側に怪しまれない工夫など、初心者にはかなりのリスクだと言えるでしょう。
【無在庫転売せどりのリスク2】無在庫転売はライバルが多い
前述したように、在庫を抱える必要がないのは無在庫転売の大きな魅力です。
そのため、無在庫転売には多くのライバルが存在します。
売れそうな商品には多くのライバルが群がっているため、普通に売っていてはなかなか売れません。
ライバルに勝つには差別化を図るための作戦が必要になります。
無在庫転売は魅力的な手法ですが、ライバルが多い激戦区なので、初心者にはハードルが高いと言えるでしょう。
【無在庫転売せどりのリスク3】仕入れたいのに在庫切れで仕入れられない
「商品に注文が入ったので発注したら在庫切れになっていた」
ということは、無在庫転売でよくおこるアクシデントです。
在庫切れを防ぐには、専用のアプリ等を使用して常に在庫切れを監視していなくてはなりません。
しかしアプリにもタイムラグがあるため、在庫切れを100%防ぐのは難しいでしょう。
また、仕入れ先のミスで、在庫がある表示になっているにも関わらず、実際は商品がない場合もあります。
注文商品の在庫切れは購入者からのクレームや低評価につながり、運営側から怪しまれる可能性もあるでしょう。
在庫切れになる可能性は、非常に大きなリスクだと言えます。
【無在庫転売せどりのリスク4】仕入れた商品到着が遅い場合がある
無在庫転売では一般的に、仕入れ先から購入者へ商品を直送します。
ところが、購入者になかなか商品が届かない場合があるのはリスクだと言えます。
購入者から問い合わせが入っても、すぐに返答できなくて困るからです。
- なぜ遅れているのか?
- いつ出荷できる見込みなのか?
- 出荷から配送まで何日かかるのか?
それらに明確な回答がないと、購入者には納得してもらえません。
最悪の場合、注文がキャンセルされることもあります。
商品の到着が遅い場合があるのは、無在庫転売の大きなリスクです。
【無在庫転売せどりのリスク5】販売できないレベルの不良品が届く
無在庫転売では仕入れ先から購入者へ商品を直送するため、自分で商品の検品ができません。
そのため、不良品が届くリスクがあります。
自分で検品していたら、商品の動作確認まではできなくても、箱傷みなどは気づくことができます。
仕入れ先では、多少の箱傷みは不良とは認識していない場合もあるからです。
しかし直送しているとそのまま購入者へ届いてしまい、クレームにつながります。
商品を直接確認できないため不良品が届くのは、無在庫転売のリスクだと言えるでしょう。
【無在庫転売せどりのリスク6】無在庫転売でも赤字になる
商品が売れてから仕入れる無在庫転売でも、赤字になるリスクはあります。
赤字になるのは以下のような場合です。
- 出品費用やツール使用料、人件費などの経費が利益を上回った
- 商品が売れてから仕入れるまでの間に、仕入れ価格が上がった
- 商品の到着が遅れて注文がキャンセルされた
「無在庫転売だから赤字にならないと思っていた」という話はよく耳にします。
無在庫転売でも赤字のリスクは存在するのです。
【無在庫転売せどりのリスク7】仕入れ先の納品書が入ってしまう
出品者(あなた)宛の納品書が購入者に届いてしまうリスクがあります。
なぜなら、無在庫転売では仕入れ先から購入者へ商品を直送するためです。
「納品書は同梱しないでください」と連絡を入れていても、仕入れ先のミスなどで入ってしまうこともあります。
納品書には出品者の名前はもちろんのこと、仕入れ価格まで記載されています。
購入者によっては運営側にクレームを入れる人もいるでしょう。
無在庫転売は禁止されていることが多いため、運営側に怪しまれると死活問題です。
納品書が入る危険性があることは、非常に大きなリスクになるでしょう。
【無在庫転売せどりのリスク8】仕入れ先のダンボール箱で届く
仕入れ先の箱で購入者に届くというリスクもあります。
例えば、Amazonで購入したのに楽天のダンボールで届いたら違和感がありますよね?
そう言った場合に購入者が不審に思って、運営側に連絡する可能性もあります。
無在庫転売では購入者にそのまま直送されるため、箱を入れ替えることができません。
もし購入者からの連絡があると、運営側から厳しいチェックが入るでしょう。
【無在庫転売せどりのリスク9】Amazonの評価が下がる
購入時にアクシデントが起きると、購入者は悪い評価を付けるでしょう。
アクシデントとは、ここまででも紹介しましたが、以下のような場合です。
- 商品到着が遅い
- 不良品が届く
- 納品書が入ってしまう
- 仕入れ先の箱で届く
ネット販売において、購入者からの評価は非常に重要です。
悪い評価が増えると売行きが悪くなるばかりか、アカウントが停止される可能性もあります。
評価が下がる危険性があるのは、無在庫転売の致命的なリスクだと言えるでしょう。
【無在庫転売せどりのリスク10】Amazonのアカウント停止や削除
無在庫転売は、アカウントの停止や削除に追い込まれる危険性が高くなります。
なぜなら、多くの販売先では無在庫転売を規約で禁止しているからです。
また、悪い評価が増えることで、アカウントの停止や削除に追い込まれる危険性もあるでしょう。
アカウントが停止されると復活は非常に難しく、多くの場合閉店に追い込まれます。
数ヶ月かけて大量の商品を登録し、ツールを購入したり出品費用を支払っていても全てがゼロになるのです。
場合によっては売上金の入金も大幅に遅れるため、仕入れ先への支払いのめども立たなくなるでしょう。
ネット販売で最も避けなくてはならないのが、アカウントの停止や削除だと言えます。
無在庫転売を行うのは非常に危ない橋を渡ることなのです。
まとめ【初心者には有在庫せどりがおすすめ!】
今回の記事では、無在庫転売に伴う10のリスクを詳しくお話ししました。
無在庫転売は一見ノーリスクのように見えますが、多くの危険が潜んだ手法なのです。
前述しましたが、ほとんどの販売先では無在庫転売を禁止しています。
なぜ禁止しているかと言うと、購入者からのクレームが多くなるからに他なりません。
そのような販売手法は、健全であるとは言えないでしょう。
初心者の方には特に、在庫を仕入れて販売する有在庫せどりがおすすめです。
正しい手法を学べば、初心者でも確実に利益を出すことが可能です!!
また、有在庫せどりの手法についてはこちらで詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは失礼します。