【危険】ブランドせどり(転売)の仕入れ先開拓は『偽物』と『盗品』に気をつけろ!
ブランド仕入れって、めちゃくちゃ稼げるって聞いたんだけど本当なのかなぁ。
一流ブランドを激安で仕入れたら絶対に稼げる気がするんだけどなぁ。
ゆうくん
さて、今からブランドせどりを始めようと考えている人、そしてブランドせどりを始めたばかりの人には、絶対に知っておいて欲しい事があります。
それは、『偽物や盗品を掴まされて後悔してからでは遅い』という事です。
ここを念頭に置いて、以下読み進めて頂けたらと思います。
この記事のもくじ
激安ブランドの仕入れ先に潜む隠された罠とは?
はやる気持ちを抑えて、冷静になって考えて頂きたいんですが、『10万円で販売できる商品が半額の5万円』で大量に売ってたらどう思いますか?
「安い!買えるだけ買って爆利益確定!」と考える人もいるかもしれませんが、一番最初に疑った方が良いです。
というのも、もしもあなたが販売者の立場なら、10万円で売れる商品を5万円で売るなんてあり得ない
ですよね。
自分で売るのが面倒だったら、メルカリ販売部隊を作ってでも売った方が圧倒的に稼げます。
では、自分の利益を削ってまでして激安価格で販売して名も知らぬ転売ヤーに利益を還元するのでしょうか?こう考えたら答えは単純です。
善意ではなく、販売者にとって何らかのメリットがあると考えるのが普通です。『偽物』や『盗品』を安く販売している可能性も否定できません。
もちろん、そうでない場合もありますが、激安価格で仕入れられるというのは、裏がある可能性を考える必要があります。
ブランド品を直接お客さんに販売しないのは、ブランド品の販売者にとってのリスク回避かもしれません。
『本物と偽物を調べるのが面倒』とか『本物か偽物か分からない』とか、そういう仕入れ先から仕入れてしまっては、一定確率で偽物や盗品を掴まされてしまうでしょう。
あくまでも可能性の話ですが、偽物や盗品の販売が購入者にバレた時には、警察が事情聴取に来ます。その時に自分の身の潔白を証明する事ができなければ、犯罪者になってしまいます。
そうならない為に、先ずはブランドせどりで想定されるリスクを知っておく必要があります。
ブランドせどり(転売)で想定される3つのリスク
正しく実践すれば何の問題もありません。ブランドせどりで安全に稼いでいる人もいらっしゃいます。
でも、何の知識もなく実践してしまうと、大変な事になってしまう可能性があります。
先ずは、ブランドせどりで想定される3つのリスクを知っておく事が最初のスタートです。
【1】ビジネス目的の場合はバレた瞬間に犯罪者
偽物の販売や盗品の販売は、知らなかったで済まされるケースもあります。個人の不用品販売などのケースです。
でも、明らかに転売ビジネス目的の場合は『知らなかったでは済まされません』
立派な犯罪行為になります。偽物の販売は、『商標法違反』や『商標権侵害』とみなされます。また、『詐欺罪』にも当てはまります。盗品の場合は、『盗品等関与罪』ですね。
これらの罪は、最悪の場合『10年以下の懲役』または『1,000万円以下の罰金』になる可能性もあります。知らずにブランドせどりをするのだけは絶対にやめておきましょう。
【2】販売アカウントを失い売上金も永久凍結される
万が一、購入者から『この商品偽物です』という通報が来た場合はどうしますか?
正規代理店や信頼出来る店舗からの仕入れだったら、胸を張って堂々と本物を主張する事が出来るでしょう。
でも、正規品を証明する事ができなかったら、例え本物であっても偽物認定されてしまうリスクがあります。そうなれば、あなたは偽物販売者というレッテルを貼られ、販売アカウントが永久凍結されます。
メルカリやAmazonで販売している場合は、販売アカウントを失うだけでは無くて売上金も永久凍結されます。今後、転売で稼ぐことが難しくなりますので、後に解説するリスクが無い安全な仕入れ先から商品を買い付ける必要があります。
【3】返金や罰金による借金生活
販売した商品が偽物だった場合、当然ながら購入者にお金を返す必要があります。販売金額が多ければ多いほど、返金金額が増える事を忘れてはいけません。
もしも、販売した購入者1人1人に確認するような事が起これば、莫大な時間の損失とともにお金を失う可能性もあります。
また、偽物の販売は犯罪ですので、最悪の場合は『1,000万円以下の罰金』に課せられます。そうなったら、一撃で利益が吹き飛ぶどころか、借金生活になってしまう可能性もあります。
古物商許可証を持っていないとブランドせどり(転売)は違法
非常に大切な話なのですが、ブランドせどりをする際には古物商許可証が必要になります。
古物商は、中古を仕入れて転売するときに必要不可欠な資格になります。
古物商許可証を持たずに中古品を扱う事自体が違法ですが、ブランドせどりの場合は『偽物』や『盗品』を扱うリスクが非常に高いので、古物商許可証を持たずに始めるのは危険度MAXです。
全裸で戦場に突撃するくらい危険な行為ですので、必ず古物商許可証を持ってブランドせどりをするようにしましょう。
ブランドせどり(転売)に使える仕入れ先とは?
最初にリスクについてお伝えさせて頂きましたが、それは『よく分からない仕入れ先』から仕入れた場合です。
あなたが100%信頼している業者から仕入れる場合は問題ないかもしれませんが、なんちゃって転売先生のような人の縁故募集などは偽物も含まれている可能性がありますので、注意する必要があります。
僕自身は、リスクが大きいと判断してブランドせどりは行っていません。ただ、実践するとしたら、以下の2種類の仕入れ先なら安全だと考えています。
【1】ブックオフなどの超有名なリサイクルショップ
ブックオフで商品を販売した事がある人は分かると思いますが、売るときに必ず身分証を提示して本人確認されます。あれは、古物営業法に則って正しく運営されているからなんですね。
万が一、ブックオフで仕入れた商品が偽物だったとしても、ブックオフが買取時の本人確認をしているので、ブックオフに商品を販売した人の責任になります。あなたに被害が及ぶ事がありません。
ただ、ブックオフなどの有名店舗の場合は、値付けが厳しい傾向にあります。ブランドせどりを実践するよりも以下の『ブックオフ攻略法』を実践した方が安全に稼げると思います。
【2】古物市場など古物営業法に則って正しく営業している場所
古物市場のに参加する為には、『古物商許可証』と『主催者の承認』が必要です。
つまり、古物市場とは『古物営業法』に則って適切に行われているので、安心して取引が可能です。
正しい場所から仕入れれば、安心してブランドせどりも出来るという事です。
ブランドせどり(転売)で騙される3つの仕入れ先とは?
安さだけに目が眩んでしまうと、『偽物』や『盗品』を掴まされて泣き寝入りしてしまうリスクがあります。以下の仕入れ先からは絶対に仕入れないようにしましょう。
【1】古物商許可証を持っていない仕入れ先
仕入れ先が古物商許可証を持っていない場合は、非常に危険なので絶対に仕入れない事をお勧めします。
というのも、万が一『偽物』や『盗品』を仕入れてしまった場合は、販売者のあなたの責任になる可能性があります。
あなたが、古物営業法に則って本人確認を怠っていたり、相手が偽名で連絡がつかなかった場合は、あなたの責任になってしまう可能性が高いです。
仕入れ先が怪しい場合は、古物商許可証の確認をするようにしましょう。
【2】フリーマーケットなどの個人間取引
最近は見かけることが減ってきましたが、フリーマーケットなどでブランド品を仕入れるのも危険です。
激安で販売されている事もありますが、本物か偽物かの区別が付きません。また、販売者の身元確認も難しいので、『偽物』や『盗品』の可能性が否定できませんよね。
リスクを犯して激安仕入れをするよりも、安全な場所で仕入れる方が個人的にはおすすめです。
【3】メルカリやヤフオクなどの個人間取引
メルカリやヤフオクは、気軽に売買ができて人気ですが、一定数で偽物が混ざっています。これは、個人間取引ですので、100%本物を仕入れることは難しいです。
シリアル番号や鑑定書があれば問題ないと思いますが、そのような商品は人気が集中して転売向きではない価格になってしまうケースが多いです。
また、メルカリやヤフオクなどの個人間取引は、古物営業法の非対面取引の確認に該当するので、仕入れ先の免許証のコピーを貰うなどの本人確認が必要になりますが、そんな事は不可能に近いですよね。
販売者に「運転免許証のコピーを下さい」って言ったら、気持ち悪がられて通報されるのがオチですからね。
まとめ
ブランドせどりは、激安で仕入れる事が出来るのでおすすめという人もいらっしゃいますが、激安で仕入れられる事に違和感を覚えることが大切です。
というのも、一般常識的に考えて、激安で名も知らぬ転売ヤーに販売するメリットは皆無と言って良いほど存在しません。
転売ヤーに激安で販売するということは、激安な場所から膨大な商品を仕入れた結果、『本物か確認するのが面倒なので横流しをしている』という可能性があります。
そういう仕入れ先から『偽物』や『盗品』を仕入れてしまったら、犯罪行為に加担している事になります。もしも警察から連絡があった場合は、何らかの形で犯罪者になってしまう可能性があります。
もちろん、これは可能性の話で、普通にブランドせどりで稼いでいる人もいらっしゃる事は事実です。
先ずは、儲ける事にフォーカスせずに、本物と偽物を識別できる正しい目を養う事が、ブランドせどりのスタート地点になります。
最後に、法を犯さずに安心して稼ぎたい人向けのコンテンツをご紹介させて頂きますね!
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最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは失礼します。