マイホームを買ったら即座に転勤は嫌がらせ?サラリーマン(会社員)は夢も希望もないのか?
こんにちは、大ちゃんです。
マイホーム購入後の転勤。
そんな悲劇を至る所で耳にしませんか?
僕の友達も、3人中3人がマイホーム購入後1年以内に転勤が決定しました。
家を建てたら、なぜ転勤する悲劇に見舞われてしまうのでしょうか?
今回は、その謎に迫り、具体的対策を講じてみようと思います。
この記事のもくじ
マイホームを買ったら即転勤というのは、本当に会社の嫌がらせなのか?
僕の3人の友達を含め、マイホームを買ったら転勤したという事例は非常に多いです。
これは、何故なのでしょうか?果たして会社の嫌がらせなのでしょうか?
会社の嫌がらせといえば、嫌がらせのように見えてしまいます。
サラリーマンは、基本的にはイエスマンです。上司の命令は絶対です。
でも転勤の場合ってちょっと特殊で、転勤が嫌で辞めてしまう人も一定数いるんですね。
辞められたら、会社にとっては非常にデメリットです。
だから、絶対に辞めない人を転勤させるのです。
絶対に辞めない人って誰でしょうか?
マイホームを購入した人です。
『マイホームを買う=借金=会社が辞められない』という状態になった人が転勤のターゲットです。
念願のマイホームと家族を人質に取られたような状態です。
でも、それって本当に?
会社の人事部って、そんなに意地悪な人が揃っている部署なの?
僕が人事担当だったら、そんな選択は絶対に行いません。
いえいえ、普通に考えたらそんな事はありませんよね。
僕は、転勤の理由を次のように考えています。
会社はあなたの味方!実はマイホーム転勤は嫌がらせでは無いという事実
会社は、あなたの味方です。
それを疑ってしまうようなら、あなたはその会社に勤めてはいけません。
では、会社は何故マイホームを購入後に転勤させるのでしょうか?
実は、悪いことに2つの重要なタイミングがマッチングしているのです。
【1】30代〜40代、家族のステージが大きく進化する
僕たちの人生は、年齢と共に大きく変わります。
学校を出て、就職して、結婚して、子供を産んで、マイホームを手に入れる。
日本人の多くが、このレールに乗っかっています。
では、年齢的にはどうでしょうか?
日本の平均出産年齢は、男性で33歳、女性で30歳です。
40歳くらいになると、子供は小学生になります。
子供が小学生の低学年なら、まだ家は必要ないかもしれません。
でも、中学年、高学年となるにつれ、マイホームが欲しいと思う人も増えてくるでしょう。
また、その頃には会社の仕事にも慣れてきて、仕事にも余裕ができている頃です。
その結果、『マイホーム』を購入して人生のステージを上げようと考える頃でしょう。
つまり、30代〜40代にマイホームを購入する人が圧倒的に多いです。
【2】30代〜40代、サラリーマンとしてのキャリアアップの時
今度は、サラリーマンとして見ていきましょう。
多くの人は、高卒(18歳)または大卒(22歳)で就職することでしょう。
就職して、会社に慣れるのは大体10年間だと言われています。
つまり、28歳〜32歳です。
慣れというのは素晴らしいですが、同じ仕事を続けてしまえばそれ以上の成長はありません。
会社は優秀な人材であればあるほど、キャリアアップの場を設けたいと考えています。
将来、会社の中堅を支える社員になって貰えるように、沢山の経験を積んで欲しいと思います。
そう考えれば、今以上の場を提供できる環境を与えます。
つまり、転勤なのです。
この辺りは会社の考え方によって大きく変わってきます。
- 今の営業所よりも大きな営業所で働かせたい
- 係長になる前に、別の現場でもう少し経験させてやりたい
- 空きが出来たから、新地で課長として頑張って欲しい
使えない社員については、左遷のために転勤させる事もあるでしょう。
でも、基本的にはキャリアアップのために『転勤制度』が導入されているのです。
その転勤がたまたま、『マイホームを建てた時期と運悪く重なってしまった』という事です。
サラリーマンをやっている以上、転勤は仕方ないと考えるしかありません。
会社の好意が苦痛に感じる。マイホーム購入後の転勤は拒否できないのか?
いくら自分のキャリアアップを考えてくれるといっても、マイホーム購入直後の転勤は・・・
鬼です!悪魔です!ろくでなしです!
出来ることならば、会社に転勤を断りたい事だと思います。
この場合、断る事はできるのでしょうか?
この転勤を断るという事は、キャリアアップという会社の好意を踏みにじるような物です。
妻や彼女が誕生日プレゼントを買ってくれたのに、受取拒否をするような物です。
拒否された側は、絶対に良い思いはしないでしょう。
転勤は、会社の上司から言い渡されます。
でも、会社の上司は『会社の決定事項』を会社に変わってあなたに伝えているだけなのです。
軽々拒否できるようなものではありませんので、今の会社で頑張りたいと考える場合は絶対に拒否しない方が良いと思います。
それでも転勤は絶対に嫌!そんな時にとる、具体的な対策とは?
大企業であればあるほど、転勤は発生します。
これは避けては通れない道だとして覚悟を決めておく必要があります。
でも、家族のことを考えると、転勤が出来ないタイミングもあるでしょう。
例えば、マイホームを購入して直ぐの時は色々とバタバタする機会が多いと思います。
また、子供が生まれる時や小学校に入学するタイミングなど、ライフイベントに応じて転勤が難しい時期も発生します。
ですので、このタイミングで転勤は出来ないことを会社には伝えておく必要があります。
ここでは、転勤を避ける具体的な2つの対策を見ていきましょう。
【1】転勤が無い地元の会社に転職する
営業所が1つの会社では、転勤したくても転勤先がありません。
つまり、会社が潰れない限りは同じ場所で永遠に働き続ける事ができるのです。
そうすれば、マイホームを買っても転勤がありません。
安心してマイホームを手に入れる事が出来るのです。
ただ、転職するってなかなか勇気がいると思います。
収入も今よりも下がる可能性もあります。
ちなみに、僕も転職して年収が結構下がりました。
特別なスキルが無ければ、転職しても収入は下がる可能性が高いです。
ただ、転職して年収が150万円アップした幸運な友人もいますので一概には言えませんが。
彼は、転勤のない会社へ転職して年収150万円アップなので、完全に勝ち組ですね!
【2】自己申告書で『今の場所を離れる事が出来ない』を選択する
転職が出来ないなら、自己申告書を活用する他ありません。
自己申告書は、自分自身のことを会社へ申告する書類になります。
以下のような書類です。(会社によってフォーマットは違います)
引用元:http://www.city.ninohe.iwate.jp/reiki/418902200027000000MH/418902200027000000MH/418902200027000000MH.html
上図のように
- 仕事への満足度
- 上司からの助言について
- 仕事の適性について
- 異動について
など、色々と記載する項目があります。
異動については『異動したくない』を選択しておけば良いです。
ただ、転勤が多い会社の場合は『異動したくない』を選択すれば人事評価が下がります。
動かせない人間は、価値がないと判断される可能性があります。
自己申告書は、『会社から見て都合の良い人間をアピール』しておくのがベストです。
ただ、どうしても転勤が出来ない時は正直に書いた方が後悔は少ないと思います。
こういうのも上手く活用して行けば良いでしょう。
毎年毎年、異動したくないと駄々をこねていては、出世は遠のいていくでしょう。
その点は肝に銘じておきましょう!
マイホーム転勤も嫌がらせも上等!会社に依存しない体制を整えておく
サラリーマンは、基本的には会社の言いなりです。
- 転勤しろと言われれば、転勤するしかありません。
- 残業しろと言われれば、残業するしかありません。
- クビと言われたら会社を辞めるしかありません。
会社の命令に背けるとすれば、辞める時だけです。
なぜ、会社の言いなりになるのでしょうか?
会社をクビになったら、生活する事が出来ないからです。
もしもお金があれば、クビになっても全く問題がないと思いませんか?
だから、自らの手でその状況を手に入れるのです。
僕は、副業でも確実な収入源を構築できる『せどり』というビジネスで築いた副収入が本業の収入を超えました。
だから、給料が安くても仕事が楽な会社に転職したんですね。
このような状況を手に入れる事ができれば、転勤が無い会社に転職する事もできます。
仕事を辞めるのは、昔の時代は根性無しでした。
でも、今の時代は柔軟に仕事を変えるのは賢い選択肢の1つなのです。
あなたのライフイベントを優先して仕事が出来るようにするためにも、副収入の基盤を作っておきましょう!
そうすれば、マイホームを建てた後に会社のご好意で転勤して泣き寝入りする心配も無いでしょう!
あなたの幸せのためにも、この記事をお役立て頂けたらと思います。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。