せどりの確定申告って必要なの?
どうせバレないだろうし税金払うの勿体ないから無申告で良いかなぁ。
ゆうくん
せどりを実践している人の中には、バレないから確定申告は不要と考えている人も結構多いです。
確かに、多少の利益くらいならバレない可能性が高いですが、万が一バレた時には100%の確率で『脱税』という犯罪行為になります。
脱税がバレてしまった結果、追徴課税が請求されて利益がぶっ飛んで借金をしてしまった人も存在します。
あなたに悲惨な人生を歩んで欲しくないので、無申告の危険性と正しい確定申告について解説させて頂きます。
【重要】犯罪行為を犯さずに正々堂々と稼ぐのが正義
稀に稼げれば何をしたって大丈夫だという人もいますが、僕はその考えに賛成する事ができません。
確かに確定申告をして税金を払うのは嫌ですが、義務なので仕方ないです。税金を払うのが嫌なら、税金分以上稼ぐか税金を安くする対策を勉強する以外方法はありません。
やはり、ビジネスをやる以上は正々堂々と胸を張って稼ぐ事が何よりも大切だと考えています。
上記の内容を聞いて「そんなの当たり前でしょ?何言ってんの?」って鼻で笑ってくれる人が多ければ喜ばしいのですが、もしもギクッとしたのであれば考え方を改めて頂けたらと思います。
せどり(転売)で確定申告をしないとどうなる?
さて、本題に入りますが、せどりで確定申告をしないとどうなるのでしょうか?
一撃で逮捕という事は極悪なケースを除いて無いと思いますが、追徴課税は避けられないでしょう。
追徴課税というのは、分かりやすく言えば罰金です。無申告のペナルティーで多くの税金を徴収しますよ。というイメージです。
また、税務調査は4年に1回周期で回る事が多く、4年分の追徴課税を支払う必要が出てきます。
仮に、4年で200万円の税金を無申告だったとすれば、最大40%の追徴金が発生して280万円の税金を納める必要になります。
突然280万円の支出が発生すると考えたら、ゾッとしますよね。
せどりの経費明細が分からない場合は地獄と化す
例えば、4年間のせどりの総実績が以下だったケースで考えてみましょう。
販売価格 |
5,000万円 |
経費関係 |
4,000万円 |
利益 |
1,000万円 |
この場合は、普通に考えたら利益の1,000万円の対して税金が発生します。
でも、経費関係の証拠書類が残っていなかったらどうでしょうか?このようになります。
販売価格 |
5,000万円 |
経費関係 |
0万円 |
利益 |
5,000万円 |
恐ろしくないですか?利益5,000万円に対して追徴課税付きの税金が発生してしまいます。
仮に税率が30%だとしたら、2,100万円(5,000*30%*1.4)の税金を納める義務が発生してしまいます。本当の利益は1,000万円なのに2,100万円の支出です。
4年間せどりを一生懸命頑張って、貯金が500万円くらい増えたとしても、2,100万円の税金が発生すると考えると絶望以外の言葉が見当たらないです。
税務署にせどらーは狙われているかもしれません
ひと昔前に比べて、せどり人口も増え、無申告の悪質せどらーさんも増えてきました。
その影響もあって、個人であっても税務調査に来たという報告をチラホラ聴くようになってきました。
突然税務署の職員が自宅にきたらシャレになりませんので、確定申告の罠に嵌らないように注意しておきましょう。
⇒【超重要】税務署に狙われる転売せどり・・・確定申告の罠
せどり(転売)で確定申告をしないという選択肢を取りますか?
おそらく、先の話を聞いて確定申告をしないという選択肢を取る人はいないと思います。
僕自身も、昔は確定申告をせずに乗り切ろうと考えていた時期もありました。税金なんて馬鹿らしいと思っていました。
でも、当時の僕にせどりを教えてくれた人に相談したら、『絶対確定申告するべき』と言われたので意を決して確定申告をしました。
ただ、その時に教えて貰った確定申告の方法があるんですが、その方法を使えば納める税金が意外に少なくなったんです。
それがこちらの方法なんです。
⇒【完全版】100万円の経費削減は楽勝!転売せどりの税金と節税方法
本当、馬鹿正直に確定申告をやってしまうと大損してしまうって思いました。
しっかりと税金の知識を身につけると、100万円の経費削減も可能ですので是非とも上記を参考に確定申告を実践してみてくださいね!
せどり(転売)の確定申告は税務署に無料相談する事ができる
僕自身も、せどり初年度の確定申告は税務署の職員さんに教えて貰いながら実践しました。
自分自身で確定申告しても大丈夫なんですが、分からないことを適当に申告してしまうと最悪脱税になってしまうケースもあります。
最初は心配だと思いますので、税務署の職員さんに相談しながら実践してみることをお勧めします。
経費的に余裕がある場合は、税理士さんに税務業務を丸投げする方法もあります。
丸投げする事で、正しい確定申告ができるし、節税相談もできます。さらに、自分の時間が増えてストレスが減るんで、その分仕入れが出来ますよね。
僕自身も2年目からは税理士さんに丸投げするようになりました。
確定申告には1ヶ月くらいかかるので、月に10万円以上稼げるのであれば10万円で税理士さんに丸投げするのは賢い選択ですよね。
せどり(転売)の利益が20万円以下であれば確定申告しないでOK
せどりの年間の利益が20万円以下であれば、確定申告の必要はありません。
ちなみに、利益20万円以下というのは、経費を引いた後の残りの利益になります。
例えば、せどりの利益が70万円で、転売せどりの税金と節税方法で50万円の経費が発生したとすれば利益20万円で確定申告不要という事です。
この辺も、知識次第で確定申告が不要になるケースもありますので、やはり最低限の税金に関する知識の肉付けは必要と言えますね。
税金は過少の場合は追徴課税となって身に降り注ぎますが、払い過ぎでも還付される事はありません。
勉強した人のみが得する世界ですので、知識不足で無駄にお金を失わないようにする事が大切です。
【まとめ】せどり(転売)で確定申告しないのは犯罪
せどりで年間20万円を超える利益が出れば、必ず確定申告をするようにしましょう。
確定申告をせずに、目先の利益を隠してもバレた時に大変です。もしも4年間分の税金にペナルティー増額が課せられて請求されると瀕死の重症になってしまいますよね。
悪い事を考える事に頭を働かせるのではなく、どうやって稼ぐかという事に集中する事が大切です。
稼げば税金が付いてきます。その税金からは逃れる事ができません。
ただ、馬鹿正直に税金を払わずに、節税に関する最低限の知識も同時に学んでおくようにしてくださいね。
無駄なお金は1円も払わずに、銀行口座の預金残高の最大化を狙っていきましょう。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは失礼します。