マカド(Amazonせどり価格改定ツール)の機能や使い方、メリット・デメリットとは?
Amazon専用の価格改定ツールであるマカドは、せどらーには欠かせない機能がぎっしりと詰まった、Amazon推奨のせどりツールです。
とはいえ、マカドは機能が豊富すぎて、初心者さんにはどんな風に便利なのかが分かりにくいのも事実です。
今回は、マカドの機能や使い方について、初心者さんにもわかりやすくお伝えさせて頂きます。
マカドのメリットやデメリットから注意点までまとめているので、ぜひ参考にしてください!
この記事のもくじ
Amazonに公認された『マカド』はどんなツール?
引用元:https://makad.pw/
マカドとは、Amazonの価格改定や出品、販売管理を簡単にしてAmazon出品者を影から支えるツールです。
2021年2月現在、ユーザー数は6,000店舗を超え、業界トップクラスの高性能・高スペックを誇るツールになります。
Amazonの公式ページでも紹介されているため、急に使えなくなって困るということもなく、安心して使うことができるでしょう。
マカドの主な機能
引用元:https://makad.pw/
- 自動価格改定
- Amazonへの出品
- 販売フォロー
- 電脳仕入れ機能
それでは、順に説明しましょう。
機能1.Amazonで販売中の商品を自動で価格改定する
Amazonせどりでは、価格改定が命です。
なぜなら、Amazonでは常に価格が変動しており、他の出品者の価格よりも高すぎると売れ残ってしまうし、逆に安すぎても十分な利益を取れなくなります。
自動で価格を改定するツールはマカド以外にもありますが、マカドの素晴らしい点は、商品ごとに細かい設定が可能なところです。
- FBA・自己出品別に最安値に合わせる
- コンディションごとの最安値に合わせる
- 最安値よりも1円安くする
- 最安値よりも何円(または何%)高く(または安く)する
- Amazonの出品を無視する
- リミッターを設定して価格暴落に備える
- 価格変動しない時間帯を設定する
- ポイントを考慮した価格改定
出品方法やコンディションごとの最安値に合わせることは非常に重要だと言えます。
FBA発送の商品は自己発送よりも高値を付けても売れますし、コンディションによって適正価格は異なるからです。
さらに特筆すべきは、マカドでは最安値よりも1円安く設定できることによって購入される確率は大きくアップします。
また、Amazonを無視して価格設定する機能はありがたいと言えるでしょう。
Amazon出品価格は他の出品者よりもかなり安い場合が多く、Amazonに合わせていては利益が取れないからです。
価格の暴落時にもそれに引っ張られて極端に安くならないようにリミッターを設けたり、深夜の売れない時間帯には価格変動をストップできるなども有効な機能ですね。
また、マカドではAmazonポイントを価格改定に加味します。
例えば2,000円の商品に200ポイントがついた価格設定をしている出品者がある場合は、2,000円から200円をマイナスして1,800円として価格改定を行います。
以上のようにかゆい所に手が届く細やかな設定が可能だということは、マカドの大きな特徴です。
さらにこれらの価格設定が5分間隔の高速で行われることも見逃せません。
他の出品者の価格を常に見守り続けるので、商品出品時に設定しておけば、安心して仕入れなどの作業に没頭することができますね。
機能2.Amazonへの出品登録機能
Amazonでは各出品者専用の『Amazonセラーセントラル』というページがありますが、入力項目が大変多く、正直言ってとても使いにくい画面です。
しかしマカドを導入すれば、Amazonセラーセントラルへログインしなくても、マカド独自のわかりやすいインターフェイスですばやく商品を出品が可能です。
通常の出品作業だけではなく、FBA配送の出品や配送ラベルの印刷なども手早く行えるため、出品作業に関する時間を大幅に短縮することができるでしょう。
また、商品の登録や回転をスムーズに行える『CSV在庫編集機能』も利用できます。
- 現在庫ファイルのダウンロード
- ダウンロードしたCSVを編集
- 編集したCSVをアップロード
以上の3ステップで、価格の仕入れ値や仕入れ値の調整・価格改定モードの調整などを、まとめて編集することが可能です。
機能3.『売上』と『在庫』の管理
マカドを利用することで、出品商品の販売状況が一目で閲覧できるようになります。
- それぞれの商品の利益計算
- 月ごとの販売数・販売額・利益額などの売り上げ状況
- 在庫データ
これらの数値を商品別にまとめられた表で閲覧したり、月ごとのグラフでも確認できるのです。
また、マカドには赤字黒字フィルターという機能があります。
例えば黒字フィルターを使用すると、黒字商品だけが表示されるため「少し価格を下げて回転率をアップしよう」などという戦略を立てることができるようにになるでしょう。
機能4.電脳せどりワンクリック仕入れ機能
売れた商品をもっと仕入れたいという時に、在庫リストに表示されたアイコンをクリックすると、該当商品を検索することができます。
引用元:https://makad.pw/wp/?page_id=375
電脳せどりではリピート仕入れが必須なので、この機能を使うと楽にリピートすることが可能になりますね。
マカドの料金
マカドの料金は、『4980円/月額』です。
出品作業から価格改定、売上や在庫の管理までがついた価格なので、決して高くはないと言えるでしょう。
初月の30日間は無料のお試し期間となっており、無料期間中に解約した場合は一切料金がかからない配慮もされていて素晴らしいツールだと思います。
マカドのメリット
ここまで、マカドの主な機能や料金についてお伝えしました。
次に、マカドのメリットをご紹介します。
- ツールのダウンロード不要
- パソコンの起動不要
- 商品情報を自動で取得
- せどりストプレミアムと連携
- LINEと連携
- 手厚いサポート体制
では、1つひとつ確認しましょう。
メリット1.ツールのダウンロード不要
まず第一のメリットとして、マカドはダウンロード不要のツールです。
オフィスでも旅行先でも、移動中の車内でも、パソコン・タブレットなどの機種を選ばず使用できます。
ブラウザからログインするだけで使えるのは、大きなメリットだと言えますね。
メリット2.パソコンの起動不要
マカドはパソコンの起動が不要なツールになります。
なぜなら、マカドはWEB上で動作するアプリだからです。
もしあなたのパソコンが壊れてしまったとしても、マカドが自動で価格改定を続けるため心配ありません。
24時間365日休まずに、最適な価格に自動改定し続けてくれるのです。
パソコンを起動しなくても常に働き続けるマカドは、とても心強いツールですね。
メリット3.Amazonの商品情報を自動で取得
マカドは、以下の商品情報を自動で取得します。
- 商品名
- ASIN
- SKU
- ランキング
- カテゴリー
- Amazon価格
取得した金額を元に手数料を算出するため、仕入れ金額を入力すれば、利益額や利益率などを最新の情報で表示します。
そのため、利益計算をすることなく、常に適正な販売価格を算出すことができるのです。
メリット4.せどりストプレミアムと連携
マカドはせどりストプレミアムと連携しているため、せどりすとプレミアムを使うことで、出品効率を大幅にアップできます。
せどりストプレミアムに登録された仕入れリストをCSVで送信すると、そのままマカドにアップロードされて商品登録が出来ます。
せどりすとプレミアムに入力されたSKUや仕入れ原価はもちろんのこと、個数や出品価格、コンディション、商品説明文等もそのまま引き継ぐことが可能です。
マカドを導入する際は、せどりストプレミアムも併せて導入するのがおすすめだと言えます。
メリット5.LINEと連携
LINEと連携できるのも、マカドのメリットです。
注文情報や納品プランの作成通知をLINEで受け取ることが可能だからです。
また、マカドでは価格改定にリミッターを設定することで、価格の暴落を防ぐ機能がありますが、リミッターに引っかかってしまった商品の通知もLINEで受け取ることができます。
リミッターに引っかかって価格改定がストップしている商品をすぐに把握できる、とても便利な機能だと言えるでしょう。
メリット6.手厚いサポート体制
様々な機能が充実しているマカドですが、初心者の方には使い方がよくわからないということもあります。
しかし、マカドでは困った時には手厚いサポートを受けることができるので安心です。
- メールサポート
- リアルタイムチャットサポート
以上のサポートは期間・回数ともに無制限で受けることができますよ。
また、マカドサポートブログでは、実例をもとにツールの使い方を解説したり、新機能の使い方を詳しく紹介したりしています。
充実のサポート体制を備えたマカドなら、初心者の方でも安心して導入できるでしょう。
マカドのデメリット
では、マカドのデメリットにはどんなことがあるのでしょうか?
- アプリ版がない
- 月額4,980円かかる
順に見ていきましょう。
デメリット1.アプリ版がない
プライスターなどの価格改定ツールにはアプリ版がありますが、マカドにはアプリ版がありません。
しかし、アプリ版がないことはそれほど大きなデメリットではなくなりました。
なぜなら、店舗仕入れ(リサーチ)機能が開発されたからです。
店舗仕入れ機能を使えば、スマートフォンからマカドへログインすることで、実店舗でのリサーチはもちろんのこと、Keepaとの連携や出品作業までその場で行うことが可能になります。
店舗仕入れ機能が開発されたことで、マカドはより完璧なAmazonせどりツールになったと言えるでしょう。
- 店舗仕入れ機能を使うには、Pic2shop Barcode & QR scannerのアプリのインストールが必要です。
- iOSを利用の場合は、WEBブラウザをSafariに切り替えてマカドにログインします。
デメリット2.月額4,980円かかる
マカドの利用には、月額4,980円が掛かってきます。
4,980円という固定費は、初心者の方には大きいと感じるかも知れません。
しかし、4,980円の元を取るのに必要な金額は「1,000円の利益が出る商品×5個」です。
マカドを使うと、最適な価格設定を5分間隔で繰り返すとお伝えしました。
もし価格改定作業を手作業で行うとなると、商品点数にもよりますが、1日に1回が精いっぱいといったところでしょう。
もし商品数が500点を超えている場合は、手作業による価格改定自体がほぼ不可能だと言えます。
これまで価格改定ツールを使っていなかった人がマカドを使い始めると、固定費の4,980円は初月からクリアできるのではないでしょうか。
マカドの使い方
前項まで、マカドのメリットとデメリットについてお話して来ました。
次に、マカドの使い方を説明しましょう。
- マカドにログインする
- マカドを設定する
- マカドで商品を出品する
▼詳しい使い方はMakadサポート事業部の分かりやすい動画を参考にしてください。
マカドの注意点
マカドを使う際の注意点として、万一マカドが使えない時のために、対処法を備えておくことが必要です。
これはマカドに限ったことではありませんが、どんなツールでも時には不具合が起きたり、壊れたりすることがあるからです。
万が一そのような事態が起きた際に、ただ復旧を待っているだけでは、大きな損害を招いてしまうかも知れません。
- バックアップを取っておく
- マカド以外に手軽に使えるツールを探しておく
上のようなの対策を用意しておくことが大切です。
常に不測の事態を想定して、対策を怠らないようにしましょう。
マカドは解約方法も簡単で良心的
マカドは30日無料で利用可能ですが、解約方法が分からないと不安ですよね。
でも、安心してください。マカドはインフォトップでの契約ですので、解約もインフォトップから簡単に行えます。
独自決済を行なっていませんので、気兼ねなく自分のタイミングで解約可能なのも嬉しいですよね。
まとめ
マカドはせどり初心者にも使いやすく、また、ベテランせどらーにも十分な機能が充実した優れたツールです。
初月30日間は無料で使えます。
無料期間中に解約した場合は一切料金はかかりませんので、もし自分には合わないと感じたら解約すれば良いだけです。
まずは以下より30日間、無料で使っておきましょう!
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは、失礼します。