メルカリせどり(転売)での禁止行為!アカウント停止の恐れあり
メルカリせどり(転売)は禁止と誤解している人もいますが、転売自体が禁止なのではなく、禁止行為があるだけです。
購入金額よりも高値で出品するだけで禁止となる法律は無いので、安心してくださいね。
しかしメルカリでは禁止行為がいくつかあるため、転売をする際は注意が必要です。
メルカリで禁止されている出品方法・取引方法を解説するので、参考にしてください。
メルカリせどり(転売)で禁止されている出品方法
メルカリで禁止されている出品方法は以下になります。
- 他ユーザーの画像・文章を使用しての出品
- 商品が手元に無い状態での出品(無在庫販売)
- 選択形式での出品
- 返品不可と記載しての出品
- 虚偽の設定や誤った情報を記載した出品
- 新型コロナウイルスの影響で取引を禁止された商品の出品
それぞれ詳しく解説していきます。
他ユーザーの画像・文章を使用しての出品
メルカリでは他会員が撮影した画像・文章を、無断で使用するのは禁止されています。
面倒でも必ず自分で撮影した画像と、自分で考えた説明文を使用しましょう。
また、メルカリでは商品の状態が分かる画像を載せるのが、規約となっています。
以下の場合も規約違反となるので注意してください。
- 画像無し
- 転載画像のみ
- 画質が悪く商品の状態が確認できない
例外としてオーダーメイド品の場合は、商品サンプルを画像として掲載できます。
メルカリでのハンドメイド販売に興味がある人は、こちらの記事もご覧ください。
⇒ハンドメイドで儲かるものは?メルカリ初心者が稼ぐための実践方法を解説
商品が手元に無い状態での出品(無在庫販売)
メルカリでは、商品が手元に無い状態での出品(無在庫販売)は、禁止されています。
注文が入ってから商品を仕入れて発送する方法は、規約違反となるので気をつけましょう。
メルカリで無在庫販売が禁止されている理由は、以下になります。
- 商品に関する質問に回答できない
- 発送が遅れる可能性がある
- 在庫を確保できない可能性がある
また、他のサイトを通して購入者に商品を発送する、発送代行サービスも不可となっています。
メルカリで転売をする場合は、自分の手元にある商品のみを出品し、自分の手で発送する必要があると覚えておきましょう。
選択形式での出品
メルカリでは1つの出品ページに複数の商品を掲載し、購入する商品を選択させる形式での出品も禁止されています。
複数商品を1つの出品ページに掲載してもいいのは、まとめ売りの場合のみと覚えておきましょう。
※オーダーメイドを除く
違反すると出品削除・アカウント停止などの恐れがあるので、選択形式での出品を見かけても、真似しないように気をつけてください。
返品不可と記載しての出品
メルカリでは、『商品に問題があっても返品に応じない』と記載するのを、禁止しています。
返品不可・ノークレームノーリターンなどと記載すると、運営に削除される可能性があるので気をつけましょう。
虚偽の設定や誤った情報を記載した出品
虚偽の商品説明やブランド・カテゴリ設定、商品の状態を偽るのも、規約違反となります。
ノーブランドなのにブランド品のカテゴリに出品、使用感があるのに新品と記載するなどは、絶対にしないよう気をつけましょう。
また、送料込みで出品した商品を送料別で発送するのも禁止となっています。
出品ページに記載した情報通りに取引を進める必要があるため、着払いにしたい場合は出品の時点で送料別にしましょう。
ただし、メルカリは送料込みが暗黙のルールになっているので、送料別にすると購入率が下がります。
新型コロナウイルスの影響で取引を禁止された商品の出品
メルカリでは、新型コロナウイルスの影響で一部の商品が出品禁止になりました。
出品禁止商品は以下のとおりです。
- 衛生用マスク(個人の自作を含む)
- 消毒液
- 除菌シート・スプレー
- 高濃度エタノール製品
- 精製水
- アイソレーションガウン・防護服
- フェイスシールド
- 体温計
- ハンドソープ
- アルコール濃度の高い食品添加物・添加物製剤
- アルコール濃度が高い酒類(ウイスキー・ブランデーを除く)
- 感染防止対策の妨げになる恐れのあるチケット
- PCR検査キット
- 新型コロナウイルスワクチン接種券
要するに、新型コロナウイルスに関連する商品は出品禁止ということです。
制限が解除される際には運営からお知らせが入るので、それまでは出品しないようにしましょう。
新型コロナウイルス関連について、詳しくはこちらをご覧ください。
→新型コロナウイルスの影響に伴い、取引が禁止されている商品 – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
メルカリせどり(転売)で禁止されている取引方法
メルカリで禁止されている取引方法は、以下になります。
- メルカリ指定の方法以外での決済
- 外部サイト・サービスへの誘導
- メルカリアカウントの複数所持
- 郵便局留めでの発送
それぞれ詳しく解説していきます。
メルカリ指定の方法以外での決済
メルカリで転売をする際は、必ずメルカリ指定の決済方法を利用しなければいけません。
以下の方法は全て禁止されているので、注意が必要です。
- 銀行口座への直接振り込み
- 「おくる・もらう」による直接支払い
- 現金書留
- オンラインギフト券
- 仮想通貨
- 代金引換
- 外部サイトや対面でのローン支払い
- 現金手渡し
※おくる・もらう:メルペイ残高・ポイントを送れるサービス
もし購入者からこれらの方法を掲示されても、絶対に応じないようにしましょう。
外部サイト・サービスへの誘導
メルカリでは、購入者を外部サイト・サービスへ誘導するのを禁止しています。必ずメルカリ内で取引を完結させましょう。
プロフィールや商品説明文、購入者とのメッセージなどに、個人的な連絡先を記載するのも規約違反にあたります。
うっかり記載してしまわないよう、気をつけてくださいね。
※例外として、自動車・オートバイの販売で輸送会社を利用する場合は、住所・電話番号のやり取りが許可されています。
メルカリアカウントの複数所持
メルカリでは、一人で複数のメルカリアカウントを所持するのも、禁止となっています。
大量に転売するから管理しやすいようにと、アカウントを何個も持つと規約違反になってしまうので、気をつけましょう。
郵便局留めでの発送
メルカリでは、受け取りの遅延・受取人不明などのトラブルを避けるため、郵便局留め(営業所留め)での発送を禁止しています。
購入者に頼まれた場合でも規約違反となるので、応じないようにしましょう。
例外として、ゆうゆうメルカリ便の『郵便局/コンビニ受取』、クロネコメンバーズの機能を利用した場合は許可されます。
購入者の中にはメルカリの規約を知らずに、郵便局留めを希望する人がいるかもしれません。
「自宅以外での受け取りは、ゆうゆうメルカリ便の郵便局/コンビニ受取をご利用ください」と記載すると、トラブルを避けられますよ。
その他メルカリで禁止されている行為については、こちらをご覧ください。
→禁止されている行為 – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
メルカリせどり(転売)は禁止行為が多い!取引の際は気をつけよう
メルカリは出品・取引に関する禁止事項が多いので、せどり(転売)をする際は少々注意が必要です。
通常のせどりでは問題ないことでも、メルカリでは規約違反となるケースもあるため、禁止行為には一度目を通しておきましょう。
しかし難しく考えすぎる必要は無く、メルカリの基本的なルールを守っていれば、規約違反は避けられます。
メルカリは2021年現在、利用したことのあるフリマアプリで、ヤフオク・ラクマを押さえて1位の人気アプリです。
全国の20歳~69歳の男女6,593人にフリマサービス・アプリの利用経験を聞いたところ、「利用したことがある」と回答した人は54.7%となった。
続いて、フリマサービス・アプリの利用経験がある3,606人に利用したことがあるフリマサービス・アプリを聞いたところ(複数回答)、「メルカリ」が63.0%で最も多く、次いで「ヤフオク!」が58.4%、「ラクマ」が29.1%となった。引用元:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1952.html
利用者が多く非常に売りやすいアプリといえるので、ルールを守って上手に活用しましょう!