メルカリで買った物をメルカリで売るとバレる?知らないと通報されるかも…
メルカリせどりを行っている方からよく質問を受けるのが、今回のテーマになっている「メルカリで買った物をメルカリで売るとバレる?」という疑問です。
メルカリは仕入れにも販売にもとてもすぐれているので、気になりますよね。
そもそもメルカリで買った商品をメルカリ内で販売することは、規約で禁止されているのでしょうか?
また、バレるのはどんなケースなのでしょう?
今回の記事では、これらの疑問について1つひとつ丁寧にお答えしていきます。
さらに、トラブルになるケースやトラブル対策についてもお話しするので、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事のもくじ
メルカリで買った物をメルカリで売るのは規約違反?
メルカリで買った物をメルカリで売ることは規約で禁止されているのでしょうか?
この章では以下について解説します。
- 規約では規制されていない
- 高額販売は規制される場合もあり得る
では、順に確認しましょう。
【1】規約では規制されていない
メルカリで買った物をメルカリで売ることは、規約では特に禁止されていません。
考えてみれば「自分で購入した物が不要になったので他の人に売る」という行為はフリマサイトではごく普通のこと。
たまたまメルカリ内で購入したものをメルカリで売ったというだけであれば、問題ないと考えるのが妥当ですね。
ただし、元の出品者からクレームが来たり、運営側に通報されたりする可能性はあります。
規約で公に禁止されてはいないとはいえ、注意が必要であることは違いないと言えるでしょう。
【2】高額販売は規制される場合もあり得る
特に気をつけなくてはいけないのは「高額転売」です。
仕入れ時と同じ金額か、それに近い金額で販売したのであれば、「不要になったので販売した」「間違えて購入したので販売した」という判断も可能ですね。
しかし例えば、5,000円で購入した商品を30,000円で販売したとしたら?
もしそれを元の出品者が見つけたら、心情的にクレームを付けたくなるでしょう。
また、現在は販売価格についての規制はありませんが、以前は、メルカリ内での購入額よりも高額な価格で販売することが禁止されていました。
現在でも、明らかな高額転売の場合はペナルティを課することもあるようです。
余りにも露骨な高額転売を行うのは、規約では禁止されていないもののグレーゾーンに該当するため、オススメできない行為だと言えるでしょう。
メルカリで買った物をメルカリで売るとバレるのはどんなケース?
ここまで、メルカリで買った物をメルカリで売るのは規約違反になるかどうかについて、お話ししてきました。
明確に規約違反になるという記述はないものの、場合によってはグレーゾーンに該当するため、バレない方が良いと言えますね。
「ではどんな場合にバレてしまうの?」と気になるかたもいらっしゃるでしょう。
メルカリ内での販売がバレてしまうのは以下のようなケースです。
- ユーザーからの通報
- 同業者からの通報
- メルカリ内で買った物を高額転売
- 無在庫転売と判断された
では、1つひとつ確認していきましょう。
【1】出品者からの通報でバレる
ユーザーからの通報によってバレるのは、非常に多いケースだと言えます。
前述したように、規約では禁止していないため、余程大きな価格差がある場合以外は、メルカリ事務局によって規制されることは通常ありません。
しかし、ユーザーは違います。
それほど利益を乗せていなくても、転売されたという事実に憤ってクレームを入れる人も多いでしょう。
また、メルカリ内での転売は規約で禁止されていると思い込んでいる方も多くいるため、注意が必要です。
【2】同業者からの通報でバレる
同じく転売を行っている人から通報されるというケースもあります。
相場価格について最も詳しいのはやはり同業者だからです。
自分が販売した時よりも明らかに高額の利益を得ていると思ったら、通報することでライバルを蹴落とそうと考える人も中にはいるでしょう。
【3】メルカリ事務局に規制される
相場に比較して余りにも高額で転売している場合には、事務局の規制が入ります。
この場合は、メルカリで買った物に限りません。
どこから仕入れた商品であろうと、目に余るような金額で転売した場合は、事務局からペナルティを課せられると覚えておきましょう。
また、市場の商品を買い占めて転売したり、マスクや消毒液などのコロナ禍における必需品の転売も、規制を受ける可能性が高いと言えます。
【4】無在庫転売と判断された
メルカリでは無在庫転売を禁止しているため、無在庫転売と判断されるとペナルティの対象となります。
無在庫転売と判断されてしまうのは、メルカリで購入した商品をメルカリとメルカリ以外で併売した時に起こりえます。
たとえば、以下のようなケースです。
- メルカリ以外のショップで売れてしまったのに、メルカリから削除し忘れていた商品に注文が入った
- メルカリ以外のショップとメルカリのショップで同時に売れてしまって、メルカリ以外に商品を発送した
このようなケースでは、メルカリの購入者に商品を発送することができないため、取引をキャンセルする必要があります。
購入者都合の取引キャンセルであれば、出品者がペナルティを受けることはありません。
しかし商品がないにも関わらず売れてしまったということは「無在庫転売」とみなされ、最悪の場合、アカウントが停止されたり削除されるといったこともあるのです。
ちなみに、併売自体もメルカリでは禁止されている行為です。
メルカリ販売に限ったことではあませんが、規約はしっかりと守るようにしましょう。
メルカリに限らず、無在庫転売はリスクがあるので注意が必要です。
メルカリで買ったものをメルカリで売ってバレた時のトラブルと対処法
前述したように、メルカリではメルカリで仕入れた物をメルカリ内で販売しても、規約違反にはなりません。
しかし、ユーザーとのトラブルに発展する可能性はあるでしょう。
この章では、予想されるトラブルと、その対処法についてお話しします。
【1】予想されるトラブル
予想されるトラブルは以下のようなものです。
- ユーザーに仕入れ先を聞かれる
- 過去の販売履歴から規約違反を疑われる
- 過去の値下げがバレる
たまに「これはどこで仕入れたんですか」と聞いてくるお客様がいらっしゃいますが、もちろん正直に答えてはいけません。
コメント自体を削除したり、貰い物なのでわからないと答えるなどの対処法でOKです。
また、現在は販売禁止になっている物を過去に売っていたため、販売履歴から「規約違反をしている」と誤解されて、トラブルになることもあります。
過去に安く売っていたのに「今はなぜ高いんだ!」とクレームを入れるお客様もいるかも知れませんね。
これらのトラブルが原因で、メルカリ内で転売していることがバレる場合もあると言えます。
では、そのようなトラブルを回避するにはどうすれば良いのでしょうか。
【2】トラブルを回避する最も簡単な方法
トラブルを回避するための、最も簡単で確実な対処法は、販売履歴を消すことです。
過去の履歴を消すだけで、面倒なトラブルの多くは起こらずに済みますよ。
メルカリで買った物をメルカリで売って利益が出る?
ここまで、メルカリで買った物をメルカリ内で売ることは規約違反ではないということや、トラブルを回避する方法についてお話ししてきました。
しかしそもそも「メルカリで買った物をメルカリで売って利益が出るの?」と、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
下の画像をご覧ください。
ピンクの枠で囲った商品とブルーの枠で囲った商品は、全て同じゲームソフトです。
しかし価格を見ると、800円~2,200円と、3倍近くの価格差があることがわかります。
なぜこのような差が出るのかと言うと、メルカリは一般の方も出品しているため、相場を無視した価格設定の物が存在するからです。
「利益を得るため」ではなく「不用品処分」のために販売している人なら、最低限の送料さえ取れれば良いと考える人も多いでしょう。
上の画像の例だと、800円で仕入れて2,200円で販売すれば、1,400円の粗利です。
これなら、送料やメルカリ手数料を差し引いても十分な利益が取れますね。
メルカリで買った物をメルカリで販売するのは、十分な利益が取れる手法だと言えます。
メルカリで買った物を無理に売る必要もない
メルカリで買った商品をメルカリで販売して稼ぐ方法もあります。
ただ、リスクを冒して無理に実践するほどの価値はありません。
メルカリで買わずとも、仕入れ0円で無限に入手可能な転売商品というのも世の中には存在します。
また、0円仕入れでメルカリで稼ぐ方法もありますのでチェックしておきましょう!
まとめ
メルカリでは、規約で販売を禁止されているような物を売ったり、買い占め行為と思われるような仕入れ方も行わないようにしましょう。
メルカリは、圧倒的に販売に向いた素晴らしいプラットフォームです。
出品に面倒な手続きは不要ですし、物によっては出品後数秒で売れてしまうなど、購入のされやすさでもダントツです。
初心者のうちは特に、メルカリで販売経験を積んで行きましょう。
そして自信がついてきたらAmazon販売に挑戦して、ビジネスを拡大すると良いですよ!
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは失礼します。