弱小野球部の補欠で何が悪い!負け組高校球児が掴んだ『1億円人生』
こんにちは、大ちゃんです。
決して絶望しないで欲しい。補欠が勝つ世の中だらら人生は面白い。
最後の高校野球の夏の大会・・・僕はベンチを温めていました。
3年生がたった7人しかいなかったので、レギュラーになるのは当選確実という状況でした。
それでも僕は最初から最後までベンチを温め続けました。
結局、僕が試合に出ることは1秒さえありませんでした。
この記事のもくじ
試合中の記憶は僕にはない。あるのは敗戦とともに溢れ出た涙と止まらなかった嗚咽の記憶だけだ
「すまんのぅ、お前を試合に出してやる事が出来んかった・・・」
僕たち3年生の『最後の夏』が終わった時、監督が僕に向かって言いました。
その時、僕は我に返って、嗚咽が止まらなくなるくらい大泣きしてしまったのです。
当時の僕は、『高校野球』という現実から逃避していました。
冬のトレーニングシーズンが終わり、夏の大会に向けて本格始動という大事な時にボールが投げられなくなっていました。
のちに、精神的な理由からくる『イップス』という病ということを知ったのですが、当時の無知な僕はそんなの知る由もありません。
普通のキャッチボールすら満足にできないくらいの重症でした。
僕が投げたボールは、イチローですら捕れないような明後日の方向に飛んでいました。
自分の身に起こった思いもよらぬ怪奇現象に、僕は終始困惑していました。
野球をするのが嫌で嫌で堪りませんでした。
かといって、今更になって辞めることも僕にはできませんでした。
キャチボールをするのも、ノックを受けるのも嫌でした。毎日毎日苦痛でした。
今まで普通にできていたことが突然できなくなったのです。
キャッチボールをしても大暴投。ノックをしても大暴投。
監督や同級生からは罵声を浴びせられ、後輩からは鼻で笑われました。
惨めで悔しくて、毎日毎日憂鬱な気分でした。
授業が終わり部活の時間になると、早く終わって解放されたいという気持ちしかありませんでした。
高校3年生にとって一番大切な最後の大会中ですら、早く終わって解放されたいと思っていました。
チーム一丸となって勝利のために一生懸命頑張っている中でも、僕は『高校野球』という目の前の現実から一生懸命逃げていました。
そんな人間に対しても監督は、
「すまんのぅ、お前を試合に出してやる事が出来んかった・・・」と言ってくれたのです。
僕は、
自分の愚かさを恥じ
一生懸命最後まで頑張れなかった自分を悔やみ
僕のことを応援してくれた両親への申し訳なさと
何より、頑張った3年間がこんな形で終わってしまった無念に涙しました。
抹消したい過去・・・お願い!僕に部活のことは聞かないで!
高校野球が終わっても、亡霊のように僕に『高校野球』がまとわり付いてきました。
社会人になって、いろいろな人と話す機会が増えました。
初対面の人と3分も話せば、必ず高校時代の部活の話題になります。
そうすると、こんな会話になります。
相手「高校って部活してましたか?」
僕 「はい、野球やってました」
その次は、絶対にこうなります。
相手「凄いですね〜!どこ守ってたんですか?」
そのあとに返答するのが恥ずかしくて、僕は人と話すことが嫌いになりました。
僕は、完全に過去に囚われていました。
未来を見ようとしていませんでした。
しかし、野球部を引退して約10年後、補欠だった僕は自分の会社を作って社長になっていました。
補欠になって気付けた3つの大切なこと
人よりも精神的に弱く、プレッシャーのかかる場面ではことごとく失敗しました。
社会人では無理やり誘われてソフトボールをやりましたが、チャンスでは打てずにピンチではエラーをするのがお約束でした。
人前で話すときは頭が真っ白になって、内容が思い出せずに話が止まってしまう事も度々ありました。緊張で声も震えました。
普通の人が普通にできることが普通に出来ない僕でも、普通の人よりも幸せな人生を手に入れることができました。
僕は、『補欠生活』を過ごしたおかげで、大切な3つのことに気づくことが出来たのです。
1.一番の敗者の立場を経験する事が出来たこと
高校時代、3年生が7人しかいないにも関わらず、僕は補欠でした。
『試合に出ている人』は決して経験する事が出来ない『劣等感』を嫌というほど味わってきました。
甲子園で優勝したチームよりも『準優勝したチーム』の方が社会に出て活躍する人が多いという話を聞いた事があります。
これは、『悔しさをバネに頑張る事ができるから』と言われています。
頑張ったけど最後の最後で負けた悔しさは、『一生涯の財産』になるということです。
これとは少し違うかもしれませんが、僕は勝者には味わえない『敗者の気持ち』を知ることが出来ました。
勝者は、敗者の気持ちなんてこれっぽっちも考えません。
敗者の惨めな気持ちなんて敗北した人にしか分からないのです。
その敗者の中でも、一番の敗者である『補欠』を僕は味わってしまったのです。
2.人の気持ちが分かる人間になれたこと
人間、自分よりも弱い立場の人の気持ちは分かりません。
- 部活でレギュラーの人は、補欠くんの気持ちが分かりません。
- タバコをポイ捨てする人は、タバコを拾う人の気持ちが分かりません。
- 仕事ができる人は、仕事が出来ない人の気持ちが分かりません。
僕は、補欠だったがために、弱い立場の人の気持ちが分かるようになりました。
弱い立場の人の気持ちがわかれば、人は優しくなる事が出来るのです。
世の中には、自分のことしか考えない人たちも沢山います。
そんな中、多くの人の気持ちを考えることが出来るというのは大きなメリットだと思っています。
もちろん、みんなの気持ちを考えすぎて、話が纏まらなかったりというデメリットもあります。
しかし、それ以上に相手の気持ちがわかるというメリットの方が大きいと僕は感じています。
3.惨めな思いを繰り返さないために頑張れること
この記事を書いている途中も、過去を思い出して泣いてしまいました。
そのくらい、僕は惨めな思いをしてきました。僕の中で抹消したい過去の1つです。
このような惨めな思いは、二度としたく無いと思っています。心の底から思っています。
だから僕は頑張れるのです。
絶対になりたくない自分がいれば、それを避けるために全力で努力するようになります。
普通の人が諦めてしまうことでも、最悪の未来を脱却するために僕は頑張りました。
だから、普通の人が手に入れることができない未来を掴むことが出来たんだと思います。
人に対する優しさと、頑張る気持ちがあれば誰にも負けない力が手に入る
成功する方法があるとしたら、大切なことは2です。
- 人に優しくできること。
- 頑張り続けることができること。
なんでもそうですが、最終的には『人間』です。
あなたの上司もあなたの部下も人間です。
あなたのお客さんも、あなたのパートナーも人間です。
だから、人の気持ちをしっかりと理解して、優しさを持って接することが大切です。
『人に対する優しさ』を持って接すれば、間違いなく良好な人間関係を築くことが出来ます。
そして、あなたが頑張る姿勢を見せれば、誰かが必ず応援してくれるようになります。
あなたに賛同してくれる人が多ければ多いほど、誰にも負けない力を手に入れる事ができるようになります。
弱い人の立場を理解し、応援してあげることによって掴んだ『1億円』
僕は、野球部の仲間の中で一番弱い立場の『補欠』でした。
だから、誰よりも弱い立場の人間の気持ちを理解する事ができるようになりました。
また、僕は就職活動でも撃沈してしまい、自暴自棄になって初任給が手取り8万円の会社に就職することになりました。
友達の誰よりも給料が安く、劣等感を味わい続けてきました。
劣等感を脱出したい気持ちが僕の原動力となり、一生懸命頑張った結果僕は、自分のビジネスを持つようになりました。
それが副業で始めた『せどり』でした。
劣等生の僕でもせどりで稼げた!そのやり方をみんなに教えてあげよう!
プレッシャーにとことん弱く、何をやっても負け組だった僕でもせどりで結果を出す事が出来ました。
だから、正直な話、せどりは誰がやっても上手くいくと思っていました。
僕のように、理想とはほど遠い人生に嘆いている人がいるなら、支えになってあげたいと思うようになりました。
劣等感は、誰よりも味わってるから、同じような立場の人の気持ちが僕には痛いほど分かりました。
だから、同じような心境の人を応援してあげる事ができる仕事を始めました。
それが『せどりの情報発信』です。
稼げる情報をご提供する代わりに、少しだけお金を貰うようにしました。
相手はせどりで稼げるようになってハッピーになります。
僕は情報料を頂くことで稼げてハッピーになります。
そういう気持ちでビジネスをしていると、僕の周りにはせどりで稼げる人が急激に増えてきました。
僕よりも稼げていない人を応援してあげることによって、僕は1億円以上のお金を稼ぎだすに至ったのです。
決めつけないで!惨めな過去は、あなたの人生が負け組だという理由にはならないから。
僕もそうだったんですが、惨めな過去があれば、それに固執する傾向がとても強いです。
過去なんて、いくら足掻いたって変える事ができないのに、みんな過去に囚われてしまうのです。
悲惨な過去があるから、自分の人生はダメだとも思ってしまいます。
それが嫌で、自らの命を絶つ人もいらっしゃいます。
でも、決めつけないで!!
あなたの過去と、あなたの未来は関係ないから!!
受け入れたくない過去を受け入れるのは難しいかもしれません。
それでも、過去を受け入れて未来を見るのです。
過去に焦点を当てると、どうしてもネガティブな考えしか湧いてきません。
でも、未来に焦点を当てれば、希望を見出す事が出来るようになります。
過去と未来を比較して、足りない部分を補うために今を全力で生きるのです。
そうすれば、少しずつ理想の未来に近く事が出来るようになります。
人を大切にする仕事に就けば、あなたの存在意義が爆発する
ココイチで抜群の弱さを発揮した僕は、サラリーマンで出世して偉くなる未来を見出す事ができませんでした。
いつか絶対にプレッシャーに負けて、大失敗して責任を取らされそうで怖かったです。
また、当時は『サービス残業は拒否権を全力で行使しろ!断らなければ会社の奴隷が確定する』で記載しているスキルもなかったので、上司からしたら都合が良い、『言い成り人間』でした。
自分を持たずに、会社の奴隷として悶々とした気持ちで日々を生きていました。
僕は未来に絶望し、何が何でも人生を変えたいと思って副業せどりを始めました。
せどりは誰がやっても稼げると言われているビジネスですので、劣等生だった僕でも結果を出す事ができました。
そして、せどりを教えてあげる情報発信の仕事をしました。
目の前の人のために全力でせどりを教えてあげると、多くの人がせどりで稼げるようになりました。
たくさんの人から信頼してもらえ、僕はせどり業界では知名度が高い人間の1人になっていました。
相手のために自らが学ぶと、人は急激な勢いで成長する
過去なんて絶対に変えることはできないけど、未来は自由に妄想する事ができます。
その未来を妄想した時、僕のことを信頼してくれる人を裏切れば先は無いと思ってしまいました。
僕のことを信頼してくれている人がいても、僕のスキルを全て手に入れた後は僕の元を去ってしまいます。
これを回避するためには、僕自身が学び続ける必要があると思いました。
だから、せどりや情報発信で手に入れたお金を丸ごと使って『常に新しいことを学ぶ姿勢』を貫きました。
そうする事によって、僕自身が提供できるものがどんどん増えていきました。
僕についてきてくれる人と一緒に成長し、右肩上がりで収入を増やす事ができました。
目の前の人を稼がせた事実が自信になり、人生が大きく飛躍する
僕が学んだ全てを教えてあげる事によって、周りの収入がどんどん増えていくようになりました。
現在では、月収1000万円、月収500万円、月収400万円という人を始め、多く人の人生を変えるお手伝いをする事が出来るようになりました。
僕は惨めな過去のおかげで、自分を信じる事ができませんでした。常に自信がない人生を送っていました。
そんな僕でも、目の前の人のために一生懸命頑張ってスキルを磨き続ける事によって『自信』をつける事ができました。
1人の人を大切にする事が出来る『情報発信』という仕事をしたおかげで、僕は人生を爆発的に変えることができたのです。
あとがき
時間軸には、『過去』『現在』『未来』の3つがあります。
過ぎ去った『過去』は、どう頑張っても変える事ができません。
変える事ができないことにフォーカスした時、人間は苦しみます。
社会人になって、『高校の時にもっと勉強しておけば良かった』と後悔しても過去は変わらないのです。
『あの時、あの人に告白しておけば良かった』と後悔しても過去は何も変わらないのです。
それにフォーカスしてしまうと、負のスパイラルに突入してしまいます。
良かった過去があれば、最悪だった過去があると思います。
その過去にどのような『意味』を持たせるかが大切です。
過去の過ちを繰り返さないために、そして過去にとらわれない理想的な『未来』を決定するのです。
その『未来』はあなたの夢物語でも良いです。
そして、『過去』と『未来』のギャップを埋めるために、『現在』を頑張って生きるのです。
そうすれば、少しずつ理想的な未来に近づく事が出来るようになります。
どんな過去を持ち合わせていようが、理想的な未来を手に入れることは可能です。
過去にとらわれずに、今日から最高の人生を手に入れる準備をしていきましょう!
あなたの未来は輝いています!