Amazonは相乗り出品がおすすめ!出品方法と理由を解説【せどり初心者必見】
Amazonでは『相乗り出品』という出品方法が主流となっています。
相乗り出品は他のECサイト(ヤフーショッピングや楽天市場など)ではあまり見られない出品方法ですが、せどり初心者でも手軽に出品できる非常に便利な方法だと言えるでしょう。
- Amazon相乗り出品とはどんな出品方法なのか
- Amazon相乗り出品のメリットとデメリット
- Amazon相乗り出品が圧倒的に稼ぎやすい理由
以上について解説し、相乗り出品のやり方や注意点についてもお話しします。
相乗り出品は、一般の商品出品に比べて格段にスピーディーで簡単ですので、Amazonせどりを有利に行うためにも最後までお読みください!
この記事のもくじ
Amazonの相乗り出品とは?
一般的には出品者自身で商品ページを使って販売しますが、Amazonには他人が作った商品ページを使って販売する『相乗り出品』という方法が存在します。
既にある商品ページを使って販売する事ができるので、せどり初心者さんでも簡単に出品して販売する事が可能になります。
実際のAmazonページを例に説明しましょう。
▼Amazon商品ページの右下にある赤枠の『新品&中古品(23点)』というリンクをクリックします。
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B000WMAC1I/
▼下のように、出品者の販売商品が一覧で表示されました。
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B000WMAC1I/
相乗り出品とは以上のように、1つの商品に複数の出品者が群がって販売している状態になります。
普通に考えて不思議な話かもしれませんが、Amazonではこれが『当たり前』の状態になります。
Amazon相乗り出品のメリット
- Amazonの商品ページを作成する必要がない
- 過去の販売実績から売れるかどうか予測できる
順に説明していきます。
【メリット1】Amazonの商品ページを作成する必要がない
商品ページを作成する必要がないのは、相乗り出品の大きなメリットだと言えます。
なぜなら、既に作成された商品ページに自分の出品物を追加するだけで出品が完了するからです。
例えば、商品ページを1から作成するには『商品写真』が必要になります。
カメラや照明器具、撮影ブースを用意して、様々な角度から商品を撮影するには、大変な時間と労力がかかるでしょう。
また、商品写真以外にも様々な情報を登録する必要があります。
- 商品名
- 商品のメーカーや型番
- サイズや素材、重さなどのスペック
- 商品の特徴や注意書き etc…
以上のような情報を登録するのはかなりの手間ですね。
しかし、相乗り出品だと記載が必要なのは、販売価格・出品個数・コンディション(新品や中古から選択)程度です。
中古品だと価格の他に商品状態の説明文が必要ですが、新品だと説明もほとんど必要ありません。
相乗り出品では、出品にかかる時間を大幅に短縮できると言えます。
【メリット2】過去の販売実績から売れるかどうか正確に予測できる
相乗り出品では、過去の販売実績から売れるかどうかを正確に予測できます。
というのも、AmazonせどりではKeepa(有料版)のような拡張機能を使う事によって、過去の販売実績を確認する事が可能になります。
Keepaを使った過去の販売実績の確認方法は以下にて解説します。
Amazon相乗り出品のデメリット
Amazonの相乗り出品唯一のデメリットは『価格競争に巻き込まれやすい』ことです。
というのも、Amazonは1つのページに同じ商品を販売する出品者が並んでいるので、一番やすい商品から順番に売れていく可能性が高いです。
人気商品に限っては大勢の出品者が並んで価格競争が起こり、どんどん値崩れする場合があります。
値崩れしそうな商品を見極めるには、前章で紹介したKeepa(有料版)という拡張機能が必要になります。
Keepa(有料版)で確認すれば、商品の価格推移や出品者数の増減、ランキングなどがわかるので予測を立てる事が可能になります。
ツールを正しく活用することで、相乗り出品でもしっかりと稼いでいくことができます。
Amazon相乗り出品のやり方を解説
相乗り出品には、以下の2通りの方法があります。
- 商品ページからのリンクで出品する
- セラーセントラルページで商品を検索して出品する
では、順に説明しましょう。
【方法1】Amazonの商品ページから出品する
Amazonの商品ページから出品する方法は以下の通りです。
(1)商品ページの右側にある『マーケットプレイスに出品する』ボタンをクリック。
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07WJF7J12/
(2)セラーセントラルページにジャンプするので、そのまま出品情報を入力し、『保存して終了』をクリック。
(この時、右上の『詳細表示』のON/OFFボタンを切替えることで、さらに細かい情報を入力することも可能)
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
以上で、商品の出品が完了しました。
【方法2】Amazonセラーセントラルで商品を検索して出品する
次に、セラーセントラルページで商品を検索して出品する方法を紹介します。
(1)Amazonセラーセントラルの『カタログ』から、『商品登録』をクリック。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
(2)出品商品の『商品名・JANコード、ASINなど』を検索窓に入力して検索。
(今回はASINで検索しました。商品を間違わないためには、ASINで検索するのが最も確実です)
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
(3)商品のコンディションを選択する。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
(4)出品情報を入力し『保存して終了』をクリック。
引用元:https://sellercentral.amazon.co.jp/
以上で、商品の出品が完了しました。
Amazon相乗り出品の注意点
相乗り出品はせどり初心者におすすめの出品方法ですが、いくつかの注意点があります。
- 商品違いに注意
- Amazonが出品している商品には出品しない
- Keepa(有料版)を使ってしっかりリサーチ
- 出品規制に注意
では、1つひとつ説明していきましょう。
【注意点1】商品違いに注意
まず注意したいのは『商品違い』です。
Amazonでは同じ商品ページに違う商品を出品することはNGだからです。
例えば、商品名や商品写真がそっくりでも、よく見たら型番が違うなどということはよくあります。
型番やJANコードなどが不明で「もしかしたら間違っているかも…?」と不安に思う場合は、仕入れを見送った方が賢明だと言えるでしょう。
「利益が取れそうなのに、諦めるのはもったいない」と思う場合は、『型番などを記載せずにメルカリに出品する』という方法もあります。
Amazonで間違った商品を出品したら、クレームや返品の対象になるので、厳重に注意しましょう。
【注意点2】Amazonが最安値を独占している商品には出品しない
相乗り出品をする場合、Amazonが最安値を独占している商品には出品しない方が良いと言えます。
なぜなら、Amazonは地の果てまで最安値を追い求めてきますし、仮に最安値では無くてもAmazonの商品がカートを取る仕組みになっているからです。
ただ、そうかといってAmazonが出品していない商品を手作業で探すのは大変ですね。
以下の記事ではAmazon在庫切れ検索に便利なツールを紹介しているので、ぜひご覧ください。
【注意点3】Keepa(有料版)を使ってしっかりリサーチ
前述したように、Keepa(有料版)を使ってしっかりリサーチすることはとても重要です。
相乗り出品はすでにライバルが出品しているところに並んで出品するわけですから、競争に勝たなくてはなりません。
- 良く売れている
- Amazon出品していない
- 利益が取れる
- 値崩れの危険性が少ない
以上の条件が揃った商品を仕入れることが大切です。
【注意点4】Amazonの出品規制に注意
Amazonでは、多くの商品に出品規制がかかっています。
出品規制がかかっている商品は多岐に渡る上に、規制対象商品もたびたび変更されるため注意が必要です。
せっかく利益が取れそうな商品を仕入れても、出品できなかったら無駄になってしまいますね。
出品規制された商品を見分けるには、『Amazonセラーアプリ』を使うのが最も確実だと言えます。
Amazonセラーアプリについては、以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回の記事では、Amazonの相乗り出品にスポットを当てて解説しました。
相乗り出品ができるのは、Amazonの大きなメリットです。
記事中でもお話ししましたが、商品ページを1から作るには多大な労力が必要だからです。
また、初心者が新しい商品を登録しても、売れる可能性は非常に低いと言えるでしょう。
せっかくAmazonで出品するのなら、相乗り出品を活用して、どんどん出品数を増やして行きましょう。
あなたの健闘を祈っています!