メルカリで保証書が必要?個人情報は守りたい!レシート要求の対処法は?
メルカリで出品する場合、匿名配送を利用する方が多いですね。
しかし、新品商品の保証書には、個人情報が記載されている場合があります。せっかく匿名配送を利用しても、これでは意味がありません。
新商品を送る際には、保証書の添付が必要なのでしょうか?
この記事では、メルカリで保証書が必要なのかどうかを、詳しく解説します。
法的な側面からも説明するので、ぜひ参考にしてください。
メルカリで保証書はどうする?個人情報が…
メルカリでは保証書が必要なのでしょうか?
まずは、結論からお話ししましょう。
【結論】保証書をつける必要はない
メルカリで新品として販売する場合、保証書をつける必要はありません。
そもそもメルカリは個人間取引の場です。
たとえ未開封や未使用品であっても、いったん個人が購入した商品なので、保証書は不要になります。
保証書を求められても断ればOK
もし購入者に保証書を求められても「ありません」の一点張りで構いません。
メルカリの規約にも保証書が必要であるとの記載はないので、大丈夫です。
もちろん、保証書を付けることがメルカリの規約違反というわけではありません。
住所等の個人情報が書かれていないなら、送っても問題ないでしょう。
メルカリで保証書を添付しない場合の注意点!レシート要求にも注意!
前章でお話ししたように、メルカリでは保証書の添付は必要ありません。
しかし、中には保証書を求めてくる購入者もいるでしょう。
そんな場合に、なるべくトラブルを避けるための注意点について、お話しします。
【1】出品時に保証書がない旨を記載する
保証書を添付したくない場合は、保証書が付いていない旨を出品時の商品説明欄に記載しておきましょう。
「この商品には保証書が付いていません」とあらかじめ書いておくことで、不要なトラブルを防ぐことができます。
【2】領収書やレシートの添付もNG
保証書の代わりに領収書やレシートを添付するのも、NGです。
領収書やレシートは、本人がその店舗で購入したことを証明するものなので、メルカリでの購入者が利用すること自体できないといえます。
メルカリ出品での保証書に関する法的な解釈
ここまで、メルカリで保証書を添付する件について、一般的な見解をお話してきました。
では、法的な解釈はどのようになるのでしょうか?
前述したように、メルカリは個人間取引の場です。
いったん個人が購入した商品は、たとえ未開封未使用であっても法的には中古品とみなされます。
えっ?新品未開封でも中古?って思った人はこちら
保証書の対象となるのはあくまでも新品購入者であり、中古品の購入者に保証書を付けること自体、厳密には違法です。
実際にはそのような場合でも修理等行ってくれるメーカーも多いかも知れませんが、法的には違法であることを認識しておきましょう。
まとめ
今回の記事のポイントは、以下の通りです。
- メルカリでは保証書を付ける必要がない
- あらかじめ商品説明に「保証書は付きません」と書くと安心
- 領収書やレシートを付けるのもNG
- 個人間取引の商品に保証書を付けること自体本来は違法
せっかく匿名配送を使っても、保証書に個人情報が書いてあるので悩む方が多いようですが、メルカリでは保証書自体が必要ありません。
メルカリで売買されている商品は、法的には中古品なので、保証書がないのが当たり前だといえます。
保証書を付けない場合は、トラブルを未然に防ぐために「保証書は付いていません」と書き添えることを忘れないようにしましょう。
最後までご覧頂きましてありがとうございます。
それでは、失礼します。