毎月コツコツ貯金をしない人が真のお金持ちである３つの理由
こんにちは、大ちゃんです。
若いうちから貯金をした方が良いという風習があります。
日本人は、安定が大好きな生き物ですので、『安心材料』に大きな価値をおきます。
誰だって、お金が無い惨めな人生は絶対に嫌です。
だから若いうちからコツコツ貯金していこうというのが健全な考え方です。
ですので、巷には以下のような情報で溢れ返っています。
- 毎月５万円以上貯める方法
- 〇〇節約術
- 貯金のコツ
このように、人生を貯金に費やすと思いの外大きな物を失ってしまう事になります。
人生で最も大切なものは何か？そういう観点で物事を考える事が何よりも大切なのです。
この記事のもくじ
貯金しない人はサラリーマンのお金事情を知っている
試しに一般的な家庭の限界貯金額を計算してみます。
それに必要なのは収入と支出になります。
【１】サラリーマンの生涯年収を算出する
月々の収入と支出を算出したい気持ちは山々ですが、昇給もあるし子供の成長もあるしで算出が困難です。
そのため、サラリーマンの生涯年収２億円という事で計算していきます。
その時の生涯手取りは1億6380万円になります。
【２】サラリーマンの生涯支出を計算してみる
多分、定年が65歳ですので65歳までに費やす生涯支出を算出していきます。
分かりやすいように月々の経費を算出します。
※以下、子供２人の一般的家庭の例になります。
- 家賃：６万円
- 水光熱：２万円
- 通信費：２万円
- ガソリン代：１万円
- 食費：６万円
- 生命保険：１万円
- お小遣い：２万円（４人分）
- 衣類：１万円
- その他：２万円
- 貯蓄：１万円
全部足してみると、月々24万円の出費です。
年間で算出すると、288万円です。
この金額は普通に生きる上での最低金額になります。
これに毎月の自動車保険や重量税を加えると、軽自動車に乗った場合でも300万円を突破します。
更に、５年ローンで150万円の車を購入すれば、毎年の支出は330万円になります。
例えば、18歳で就職。30歳まで独身。30歳に結婚。35歳から年間330万円の経費が発生するとして算出します。
- 独身時代の支出は、月々10万円とします。
- 結婚資金で100万円のお金を失います。
- 30〜35歳の時は月々20万円の経費とします。
- 35歳からは年間330万円の経費発生
これらを計算すると、
10万円×12ヶ月×12年＝1440万円（独身時代）
20万円×12ヶ月×5年＋100万円＝1300万円（結婚時代）
330万円×30年＝9900万円（65歳の定年まで）
こちらを全て足せば、1億2640万円です。
【３】結局貯金はいくら残るのよ？？
生涯手取りの1億6380万円から生涯支出の1億2640万円を引けば3740万円です。
それに加え、35歳からは月々１万円を貯金していますので、１万円×12ヶ月×30年＝360万円です。
3740万円＋360万円＝4100万円。
「ふぅ、4100万円の貯金ならGOODだぜぇ。危ない危ない・・・」って思ってはいけません。
上記で算出した支出には、子供の教育費が含まれていません。
子供を大学まで行かせようとすれば、オール公立でも1000万円です。
子供２人なら2000万円が必要になってきます。
そうすれば、残り2100万円になります。
だんだんと残り資金が寂しくなってきました。
しかし、これだけでは終わらないでしょう。
- 子供の塾や習い事のお金も発生してきます。
- 家族旅行に行って思い出を作る事も大切です。
- たまには外食をしてあげたいです。
- 誕生日やクリスマスにはプレゼントが必要です。
- マイホームも欲しいかもしれません。
- 子供の運転免許代や結婚資金も出してあげたいです。
- 冠婚葬祭だってあります。
そう考えれば、貯金どころではありません。
究極はお金を貯めるために、節約という名の我慢をするしか選択肢が無くなってしまうのです。
あなたは、何の目的でお金を貯めるんですか？
『安心』を買うために、毎日我慢する生活であなたは本当に満足ですか？
貯金しない人はお金が腐ることを知っている
よく言われる話ですが、貯金してお金の流れを止めてしまえばお金は腐っていきます。
「またまたぁ！そんな事あるわけ無いじゃん！！ばっかだなー」
って僕はずっと思ってました。だって、普通にアホらしい話じゃ無いですか！
お金なんて、生き物でも無いですし
でも、本当にお金って腐っていくんです！
だって、お金を使う事によって、人生の幅が大きく広がっていくじゃないですか！
- お金を使えば美味しいものが食べられます。
- お金を使えば旅行に行く事もできます。
- お金を使えば欲しいものを買う事ができます。
- お金を使えば自分を磨く事もできます。
- お金を使えば更にお金を生み出す事もできます。
その機会を封印する事で、本来得られた物を得る事ができません。
人は環境の生き物です。
生きてきた『経験』が積み重なって形作られていくのです。
『その経験の機会を失う＝お金の価値を失う』という事です。
「価値を失うのは一時的ですよね？腐って無いじゃないですか！www」
って思いませんか？でも腐ってるんです。
20歳の時に100万円貯めたとして、60歳の時に引き出せば100万円になります。
うん、当たり前ですよね。
「では質問です。20歳の時の時の100万円の価値と60歳の時の100万円の価値は同じですか？」
答えはNOですよね。
20歳の時の100万円は超大金ですが、60歳の時には誰だって100万円くらい持っています。
つまり、100万円の価値が大きく減っているという事になります。
この価値の差額が腐った証拠という事になります。
あなたは貯金によってお金を腐らせていませんか？
貯金しない人は賢いお金の使い方をしている
お金を貯めれば腐らせるという事はよく分かったと思います。
しかし、使い方を間違えてしまっては、ただの浪費です。
浪費するくらいなら、貯金する事を強くお勧めします。
ここで大切な事は、お金をどうやって使うかです。
一番大切なお金の使い方は自己投資です。
あなたの成長にお金を使うのです。
- 資格取得をして会社に必要な人間になる
- 自己啓発書を読み正しい考え方を身につける
- マネジメント方法を習う
- セミナーに参加して至高の知識を吸収する
- レベルの高い人と会って価値観を高める
- 自分で稼ぐ力を身につける
『現状維持は後退である』というように、何もしない事は退化する事です。
しっかりとお金を使って、自分を高めていきましょう！
貯金しない人は頭に現金を詰め込むのが得意
お金持ちの人たちは、共通して知識にお金を使っています。
お金を貯めるという価値観よりも、現金を知識に変えて頭に詰め込むのです。
若い時に知識を付ければ付けるほど、周りの人よりも秀でた存在になります。
サラリーマンは簡単に出世する事が出来、起業家は周りよりも稼ぐ事が出来るようになります。
貯金してお金を腐らせるなんて勿体ないです！
貯金という事は、目先のお金に心を奪われているだけです。
しっかりと知識にお金を使って、自分の能力を高める事が大切です。
少しずつ、そして確実にスキルアップをする事で、必然的に周りよりも高い収入を得る事が可能になるのです。
今のまま貯金を続けていれば、年収は600万円が限界かもしれません。
しかし、知識に投資して学び続ける事で年収は1000万円どころではありません。
数千万円〜億単位の年収を手に入れる事も十分可能になってきます。
そのうち、収入が支出を上回り、使っても使い切れないようになります。
その時初めて、余ったお金が貯金になるのです。
そうです。
貯金しない人が一番のお金持ち
という事をしっかりと認識しておく必要があります。
実は僕もこの辺をしっかりとイメージしてきました。
僕の場合は、生きる上で最低限を確保して残りのお金は自己投資に注ぎ込みました。
貯めては使って、貯めては使っての繰り返しで、いつまで経っても手元に纏まったお金が残りませんでした。
それでも、自分を磨くためにお金を使って学び続けた結果、今があると思っています。
結局、僕の通帳講座にお金が増えだしたのは、収入が増えすぎて自己投資が追いつかなくなってからでした。
そこで思ったんです。
『貯金しようと思ったら負け』だって。
貯金しようとすれば、お金は腐っていきます。
そうじゃなくて、貯金は『なるもの』だって。
使おうにも使い切れず余ったものが勝手に貯金として変わっていくのです。
この価値観を手に入れる事が出来れば、少しずつ人生が変わっていくようになります。
得た知識で副業起業をする事によって、サラリーマンの生涯収入を大きく超えるお金を手に入れる事も可能です。
今の時代、サラリーマン一筋だと非常に危険だと思います。
しっかりと知識を手に入れて、副業起業する道がお金持ちになる鉄板法則になります。
今回の記事を参考に、正しいお金の使い方をマスターしていきましょう！
それでは、失礼します。
